■担当教官(所属、所在) |
講座教員 (農林環境科学科 森林科学講座) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農林環境科学科 森林科学講座 総合森林学コース2年次-3年次の間で任意 | 講座科目 選択 | 前期 | 1単位 |
農林環境科学科 森林科学講座 森林管理技術学コース2年次-3年次の間で任意 | 講座科目 必修 |
■授業の目標 |
樹木・森林,林業・林産業,環境・自然保護,砂防や緑化に関わる官庁・民間企業・NPO・研究機関・その他事業体を中心に体験実習(インターンシップ)をおこなう。各種研修先における業務を直接体験することで,業務内容の把握とともに,現場で直面している問題や技術者の倫理観について認識を深めることができる。こうした体験学習は,大学で森林科学を学ぶ意義を確認すること,大学での研究テーマを自ら発掘すること,および卒業後の進路決定に役立てることを目的としておこなわれる。 |
■概要と計画 |
体験学習は1週間程度の予定でおこなわれる。農林水産省・国土交通省・各県などの官庁,県内外の林業・林産業・環境・自然保護・砂防・緑化に関わる民間企業,NPO,森林系研究機関などに1〜2名ずつに分かれての研修が主体となる。 体験学習にかかる一連の作業(研修先候補の選定,研修先との交渉・承諾,講座教員との打ち合わせ,実地体験,報告書の作成,事後報告会の開催・発表など)については,すべて学生が自主的におこなうこととする。 研修先については,原則として学生が自ら探すことになるが,研修先との交渉をおこなう前,また研修先から承諾を取り付ける前に,必ず講座教員と研修先,研修内容について綿密に相談する。相談を基に研修計画書を担任に提出する。研修終了後には,研修先が発行する研修証明書を担任に提出する。また,体験学習の報告書を作成するとともに,研修生全員で報告会を実施する。 |
■教室外の学習 |
研修時に活発な質問を義務づける。また,研修にあたっては事前に学んでおくべき事項も多い。それゆえ,研修事前に研修先および研修内容についての予習を十分におこなっておくこと。 さらに,研修後の報告書作成,報告会発表もあるため,研修後の復習も十分におこなうこと。 |
■教科書、参考書 |
研修先の担当者の指示に従う。 |
■授業の形式 |
研修先での体験学習 |
■成績評価の方式 |
研修先の担当者の評価(30点),報告書(30点),報告会での発表内容(40点)により評価する。 60点以上を合格(優:80点以上,良:79〜70点,可:69〜60点)とする。再試は実施されない。 |
■履修に当たっての留意点 |
・研修先候補については,講座教員から多少の情報提供があるので,この情報も研修先選定に役 立てて下さい。 ・研修先の担当者の指示に従い,意欲的に体験学習に取り組むことが大切です。 ・個人としてのみならず,大学の代表として体験学習に取り組むことにもなるため,節度のある 行動をとりましょう。 ・オフィスアワー:年度により担当教員が異なるため,年度当初に講座教員に確認して下さい。 |