生物学 (若尾・板垣 他)

担当教官(所属、所在)
若尾紀夫 (特任教授  、 )
小森貞夫 (農業生命 植物生産学、農学部2号館302)
板垣 匡  (獣医学 応用獣医学、農学部6号館4F)
山本欣郎 (獣医学  基礎獣医学、農学部3号館223)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
全学科年次指定無し学部専門基礎科目
選択
前期2単位

授業の目標
地球上には、微生物から植物や動物まで驚くべき種類と数の生物が生きている(多様性)。しかし、生物(構造と機能)の多様性の中には
統一性(共通性)がみられる。40億年前に原始生命体が誕生し、現在まで続いてきた(生命の連続性)。本授業では、細胞、植物、動物をテーマとして生物の誕生と進化の問題、植物の分類・進化からバイオテクノロジー、さらに動物の生殖機構についてを基礎レベルから専門レベルまで踏み込んで学習し、これらを深く理解するとともに生物への興味を持つことを目標とする。

概要と計画
1.生命の誕生と進化                             
2.化学進化(地球誕生から原始生命起源まで)
3.生物進化(原始生命の進化:代謝進化)
4.生物進化(原始生命の進化:細胞進化、体制進化)
5.生物の多様性と生命原理の統一性
6.身近な植物の分類(コケ・シダ・観葉植物・花木・野菜・穀物)         
7.花とは何か(花器官の進化:胞子−裸子植物−被子植物)
8.開花・受精・結実(自家不和合性のメカニズムと花器官形成モデル)
9.品種改良とバイオテクノロジー (発芽、休眠、単為結実、結球、繁殖、育種技術)
10-11. 無脊椎動物の生殖                            
12-13. 哺乳動物の生殖
担当教員は、1-5: 若尾紀夫(特任教授)、6-9: 小森貞夫(農業生命)、10-11: 板垣 匡 (獣医)、12-13: 山本欣郎(獣医)                             

教室外の学習
予習が重要、特に高校で生物学を学習していない人は基本的な用語を十分に理解して受講のこと。

教科書、参考書
教科書は使用しない。必要に応じてプリントを配布する。

授業の形式
講義形式

成績評価の方式
3回のテストと出席状況から総合評価する。A,80点以上:B,70から80点:C,60から70点:D,60点以下。

履修に当たっての留意点
特になし。