生物環境工学

担当教官(所属、所在)
庄野浩資 (農林環境科学科 リサイクル生物生産工学講座、農学部1号館420号室)
岡田益己 (非常勤講師  、東北農業研究センター)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 リサイクル生物生産工学講座3年次
講座科目
選択
前期2単位

授業の目標
 農作物生産においては、作物の生育環境の果たす役割は多面的である。この授業科目では、温湿度、光の物理環境の特徴と造成に関する基本事項を理解し、今後の施設栽培における装置化の設計に対応できる知識を修得する。

概要と計画
 授業の概要: 温湿度、光を中心に生物の環境の特徴と造成に関する基本事項を詳述し、今後の施設栽培等における装置化の設計に対応できる基礎知識を教授する。

主な授業計画(習得状況などを勘案し適宜変更する場合がある)
(各項目は,1〜2回の講義による)
・生物環境工学とはなにか
・環境条件と植物の光合成と蒸散の速度
・施設栽培における温湿度環境調節
・空気調和における空気の状態変化
・空気調和に必要な温湿度調節機器
・施設栽培における人工光環境調節
・人工光源の種類、光の調節、光の単位
・その他
・期末試験    

※ 時間割授業と集中講義を併用する。

教室外の学習
資料を配布するので予習・復習すること。
課題を与えるので解答すること。
見学をおこなう予定である。日程は別途通知する。

教科書、参考書
教科書: 特に用いない。
教材:  参考資料は随時配布する。

授業の形式
時間割による通常の講義と非常勤講師による集中講義とを併用する。
集中講義の日程は別途通知する。
板書を主とするが、できるだけPC等による視聴覚方式を併用する予定である。

成績評価の方式
毎回出席をとり,授業への参加度をチェックするが,最終的には試験によって修得状況を評価する。

履修に当たっての留意点
出席カードには、授業のタイトル、キーポイントのほか、意見や質問も書くこと。
ノートをしっかりとること。
疑問点は遠慮せずに質問すること。