測量学実習 I

担当教官(所属、所在)
倉島栄一 (農林環境科学科 地域環境デザイン学、1号館312号室)
向井田善朗 (農林環境科学科 地域環境デザイン学、1号館224号室)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 地域環境デザイン学講座
   地域環境工学コース2年次
 地域環境デザイン学講座
    環境共生コース2年次
講座科目
必修
前期1単位

授業の目標
 構造物設計などの基礎となる測量結果の良否は,機器類操作の習熟度に大きく影響されるため,測量実習はは測量学講義と不可分の関係にある.この実習では測量学講義の内容を受け,測距,細部測量,水準測量,トラバース測量の測量機器の基本的な操作方法と,これらを用いた測量結果を整理・評価する方法の習得を目標としている.

概要と計画
 測距の方法と誤差評価,細部測量による地物の位置の表現,トラバース測量による測点の相対的な位置の確定,直接水準測量による標高を求めること等を習得する.  
第 1回 測量実習の概要目的の説明
第 2回 踏査および選点・造標  
第 3回 テープによる距離測量(1)  
第 4回 テープによる距離測量(2)  
第 5回 平板の基本操作  
第 6回 細部測量(1)  
第 7回 細部測量(2)  
第 8回 トラバース測量の目的と方法  
第 9回 セオドライトの基本操作
第10回 測角測量(1)  
第11回 測角測量(2)  
第12回 測角測量(3)  
第13回 オートレベルの基本操作  
第14回 直接水準測量(1)  
第15回 直接水準測量(2)

教室外の学習
実習に対応する「測量学」の内容を復習. 
距離測量,細部測量,トラバース測量,水準測量についてのレポート作成.

教科書、参考書
適宜テキストを配布する.

授業の形式
教室での説明と測量機器を用いた農学部植物園内での実習.

成績評価の方式
レポートで評価する.60点以上を合格とする.
60〜69可,70〜79良,80〜優

履修に当たっての留意点
出席は毎時間確認する.
「測量学」を並行して履修することが必要である.
オフィスアワー:火曜 17〜18時 1号館 312号室
地域環境工学コースの目標Cに対応する.