測量学実習 II

担当教官(所属、所在)
東 淳樹 (農林環境科学科 地域環境デザイン学講座、1号館310号室)
原科幸爾 (農林環境科学科 地域環境デザイン学講座、1号館408号室)
向井田善朗 (   、 )

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 地域環境デザイン学講座
   地域環境工学コース3年次
 地域環境デザイン学講座
    環境共生コース3年次
講座科目
必修
前期集中1単位

授業の目標
測量は,地域環境デザイン学講座における野外技能の中でもっとも基礎となる技術である.「測量学」,「測量学実習T」で学んだ測量理論と技術を,3泊4日の集中開講によってその習熟度を高め,観測値の調整,設計,製図などの作業を通し,短時間で高い精度の測量成果を得ることを目標とする.あわせて,与えられた条件下で作業や計算の手順を計画し,まとめていく能力,チームワークを活用する能力を養うことを目標とする.

概要と計画
トラバース測量・平板測量によって,平面直角座標系による測点の位置を確定する.また,内業として製図を行なう.

第1日目(8:30〜17:00)  実習概要の説明および踏査・選点・造標
第1日目(19:00〜21:00) トラバース測量の解説
第2日目(8:30〜17:00)  トラバース測量
第2日目(19:00〜21:00) 平板測量の解説
第3日目(8:30〜17:00)  平板測量
第3日目(19:00〜21:00) 製図演習
第4日目(8:30〜10:00)  製図演習

教室外の学習
「測量学」,「測量学実習T」で学んだ理論について,復習しておくこと.

教科書、参考書
実習全般についてのテキストを配布する.参考書として,「標準土木工学講座 新版 測量学 上・下(コロナ社),上2,100円,下2,400円」

授業の形式
国立岩手山青年の家での野外実習と,宿泊所による講義.

成績評価の方式
外業への取り組み(50点)と課題レポートの完成度(50点)をあわせて評価する.80点以上:優,70点以上:良,60点以上:可とする.

履修に当たっての留意点
野外実習ができる服装で臨むこと.「測量学」,「測量学実習T」を履修しておくことが必要である.地域環境工学コースの目標Aに対応する.オフィスアワー:金曜日・15:00〜15:30・1号館310号室