■担当教官(所属、所在) |
森林科学講座教員 (農林環境科学科 森林科学講座) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農林環境科学科 森林科学講座 森林管理技術学コース4年次 森林科学講座 総合森林学コース4年次 | 講座科目 必修 | 3年次後期と4年次通年 | 6単位 |
■授業の目標 |
森林科学に関する最新の(未知の)テーマについて取り組み,そのテーマを深く理解すること,および科学的思考や科学研究の方法を理解することを目標とする。 |
■概要と計画 |
指導教員の指導の下,学生が自らの頭で考え,調査・実験,データ分析,論文執筆,口頭発表を行う。指導教員や取り組むテーマによって異なるが,おおよそのスケジュールは以下の通りである。 3年次後期:卒業研究のテーマの設定と既存知見の修得 4年次前期:調査・実験計画の設定と遂行 4年次後期: 10〜11月 データの収集・分析 12〜1月 データの分析と論文執筆 2月 論文完成,卒業研究発表会 なお,ゼミなどを通じて,随時,指導教員や大学院生との議論が行われる。 |
■教室外の学習 |
3年後期から1年半をかけて行われる科目であり,単位取得のためには生半可な努力では通用しない。指導教員と綿密に相談しながら,計画的に遂行することが要求される。そのため,指導教員とのコミュニケーションが必要不可欠であることは言うまでもない。また,指導教員の指示をただ待つだけでなく,関連論文を自ら収集し,読みこなしておくことが大切である。 |
■教科書、参考書 |
特にないが,論文のまとめ方に関する書籍(無数にある)もある程度参考になる。 |
■授業の形式 |
指導教員によって異なるが,指導教員・大学院生・同級生とのゼミでの討論,卒業研究発表会での口頭発表は必ず行われる。 |
■成績評価の方式 |
卒論(製本したもの:40点),指導教員・大学院生・同級生とのゼミでの討論(10点),卒業研究発表会での口頭発表(40点),日頃の取り組み状況(卒論日誌:10点)を総合的に判断して評価される。合計で60点以上が合格(優:80点以上,良:79〜70点,可:69〜60点)となる。再試,再レポートに相当する措置は実施されない。 |
■履修に当たっての留意点 |
・中学や高校の自由研究ではないことを理解すべきである(自分の知らないことではなく, まだ解明されていない,調べることに意義のあるテーマを選ぶこと) ・自分の頭で考えるのを基本とすること(指導教員の指示を待つだけではいけない) ・教員や大学院生,同級生とのコミュニケーションを大切にすること(独りよがりはいけない) ・計画的に卒業研究を遂行すること(卒業後の進路決定などの個人的任務と両立させること) ・オフィスアワー:研究室配属済みなので各自で指導教員に確認すること(オフィスアワー以外にも頻繁に相談すること) |