地域マネジメント学基礎 II

担当教官(所属、所在)
木下ほか講座全教員 (農林環境科学科 地域マネジメント学講座、農2号館406)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 地域マネジメント学講座2年次, 3年次
講座科目
必修
後期(ただし3年次向けは前期)3単位

授業の目標
 本講義では、将来、地域で活動するために必要な基本的スキルについて、授業と演習を通じて修得することをめざす。すなわち、地域マネジメントに関する様々な手法について、講義だけでなくレポート課題とプレゼンテーションの実技を通して修得することを目標にしている。


概要と計画
 講義は、前半に基本的なスキルの部分について講義形式(一部演習形式)で行い、後半の数回では以上の講義(演習)内容を踏まえて、個人ごとに設定したテーマをもとにレポートの作成とプレゼンテーションを行ってもらう。このレポート作成とプレゼンテーションの指導は、地域マネジメント学講座の各教員に分かれて行う。

第1回 オリエンテーション+ミニレポート作成
第2回 レポートの書き方−文章の基礎
第3回 文献収集、検索法
第4回 統計情報リテラシー論(農業分野)
第5回 統計情報リテラシー論(森林分野)
第6回 地図の見方と活用法
第7回 地域調査法(資料調査・聞き取り調査等)
第8回 地域調査法(アンケート調査法)
第9回 地域調査法(参与観察法)
第10回 プレゼンテーション技法
第11〜12回 レポート作成演習
第13〜15回 レポート発表会


*上記の各回のタイトルは、前年度講義分について例示したもので、実際の講義では履修学生数や設備・教材等の教育条件を勘案し、タイトルや順番を変更することがある。

教室外の学習
講義後半の演習で作成するレポートは、各自がテーマを設定して取り組むことになるので、講義で地域マネジメントに必要な様々なスキルを身につけながら、独自にレポート課題に即した情報収集(新聞、雑誌等でトピックスをチェックする等)が必要である。

教科書、参考書
テキストはとくに使用せず、講義時に各教員から資料を配布する。参考書についても、講義時に各教員が適宜紹介する。

授業の形式
液晶プロジェクター等の視聴覚機器を適宜使用して講義を行う。通常の講義形式に加えて、演習形式を多用する。

成績評価の方式
講義への出席状況:40点
提出されたレポートと作成プロセス:40点
発表要旨+プレゼンテーションの内容:20点

履修に当たっての留意点
本講義は、演習形式を多用するため、実質的には2コマ分の時間を使用して毎週講義が行われるので注意すること。