地域マネジメント学入門

担当教員(所属、所在)
三宅諭ほか (農林環境科学科 地域マネジメント学講座、農学部1号館410室ほか)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科1年次学科共通科目
必修
前期1単位

授業の目標
  本講義では,入学後の早い時期に、これから地域マネジメントに関わる学習を深めていく上で必要となる農林業、農山村、地域生活、地域環境の現状および農林業、森林の機能・役割について幅広い知識を修得する。また、地域での産業振興や農山村の環境整備・保全の取り組み、環境教育の必要性などについて学び、地域マネジメントの意義、役割を理解することを目標とする。また、あわせて問題意識を養うきっかけをつかんでもらうことも目標にしている。

概要と計画
第1回 地域マネジメントとは?
第2回 山村、森林、林業、環境の現状と課題
第3回 地域マネジメント学と地域づくり
第4回 地域マネジメントと都市・地域デザイン
第5回 地域マネジメント学と農業経済学
第6回 地域マネジメント学と農業経済 その2
第7回 日本林業と地域システム
第8回 地域マネジメントとツーリズム(仮)
*上記の各回のタイトルは、すべて仮題である。また講義日程の順番も、当該年度の地域の話題や教官の判断等によって変更することがある。

教室外の学習
主として授業後の復習により、各自が地域マネジメントのイメージを豊かにする必要がある。新聞、雑誌等で、農林業および農山村に関するトピックスをチェックし、授業内容と比較を行うこと。

教科書、参考書
テキストはとくに使用せず、プリントを配布する。参考書としては、「農業白書」「林業白書」「環境白書」などがあるが、講義時に適宜、参考書を紹介する。

授業の形式
常に新しい情報を配布し、時代を先取りしていくように講義を工夫する。OHPや液晶プロジェクター等の視聴覚機器を適宜使用して講義を行う。

成績評価の方式
原則として、講義への出席:35点(5点×7回)、全講義終了後のレポートの内容:65点 を基準に評価を行う。

履修に当たっての留意点
農林業、森林、農山村、地域社会、村おこし等を扱った新聞記事やテレビ番組に積極的に関心を持つこと。地域マネジメント学講座ではどのような研究を行っているか、自らイメージをつかむ姿勢を持って履修すること。