■担当教官(所属、所在) |
動物科学講座全教員 (農業生命科学科 動物科学 、農学部6号館2F ) 担当責任者松原 ( 、 ) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 動物科学講座2年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 2単位 |
■授業の目標 |
動物科学講座に配属された学生諸君は、以後3年間に渡って動物科学について専門的に学習することになります。また、3年後期には動物科学講座の各教員の研究室に各々配属されることになります。そこで、動物科学講座に所属する各教員の講義と研究について分かりやすく紹介するとともに、学生諸君とのコミュニケーション形成に役立てることを目標とします。 |
■概要と計画 |
授業の概要 動物科学総論は、動物科学講座の全教員が各自の講義や研究について個々に紹介します。 授業計画 第 1回 動物科学総論について(講座教員全員) 第 2回 小田伸一(Shinichi Oda) 先生 ・反芻動物の栄養素吸収能の調節・ホルモン分泌調節/インスリン、グルカゴンなど 第 3回 佐野宏明(Hiroaki Sano) 先生 ・反芻家畜の糖、タンパク質代謝に関する研究 ・インスリン作用に関する研究 第 4回 橋爪 力(Tsutomu Hashizume) 先生 ・反芻家畜における成長ホルモンの分泌機構・繁殖生理と内分泌調節機構に関する研究 第 5回 高橋壽太郎(Jutaro Takahashi) 先生 ・キメラ動物の有用動物生産への応用に関する研究 ・動物発生工学に関する研究 第 6回 松原和衛(Kazuei Matsubara) 先生 ・超早期妊娠因子(Super-EPF)に関する研究 ・始原生殖細胞(PGC)に関する研究 第 7回 出口善隆(Yoshitaka Deguchi)先生 ・野生動物の行動に関する研究 ・動物園における環境エンリッチメントに関する研究 第 8回 平田統一(Toh-Ichi Hirata)先生(寒冷フィールドサイエンス研究教育センター) ・経腟生体内卵子吸引-牛胚体外生産(OPU-IVP)法を活用した 子牛の効率的生産方法の検討 ・SCIDマウス腎皮膜下移植による牛原始卵胞の発育に関する研究 第9回 築城幹典(Mikinori Tsuiki)先生(植物生産学講座) ・リモートセンシングを用いた草地動態の解明 ・草地畜産による環境影響評価 第10回 斎藤靖史(Yasushi Saitoh)先生(寒冷バイオシステム研究センター) ・ ゲノムを正確に複製し、子孫に分配する機構の解明 ・染色体、核、クロマチン構造からみた動植物の遺伝子発現制御機構の解明 第11〜14回 研究室訪問 第15回 レポート作成 |
■教室外の学習 |
動物科学講座各研究室の先輩との交流をできるだけ行って、研究室の情報をつかむ努力が必要です。 |
■教科書、参考書 |
教科書はありません。 |
■授業の形式 |
通常の講義ですが、スライドやOHPおよびプリントを配布することもあります。 |
■成績評価の方式 |
出席とレポートにより判定します。 出席点は、全出で優、1〜2回欠席で良、3回欠席で可、4回以上で不可のように判定します。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席は毎回取ります。質問は、授業中、その後は教官室で随時受け付けます。 |