動物病理学 I

担当教官(所属、所在)
岡田幸助 (獣医学科 応用獣医学講座、 )
御領政信 (獣医学科 応用獣医学講座、 )
吉川博康「非常勤講師」 (獣医学科  、 )

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科4年次学科共通科目
必修
前期3単位

授業の目標
病理学とは病気および病的状態を研究する学問であるが、形態学を基盤として、病気の過程・病変を認識し、理解し、記述する能力を養うために学習する。

概要と計画
動物病理学Tの講義には、「動物病理学総論」と「獣医病理組織カラーアトラス」を用いて講義する。各章では病理学用語の定義、模式図、図表、カラースライドなどにより、病理学の概念を理解する。病理学総論には退行性変性、進行性変性、循環障害、炎症、腫瘍、奇形、病因論などが含まれており、疾病あるいは病変の例示により、基礎獣医学と臨床ならびに応用獣医学の接点にあるといわれる病理学を学習する。

[計画]
第1回  序論: 病理学とは、病理学の役割
第2回  退行性病変: 蛋白質、脂質、類脂質、炭水化物、無機物および色素代謝異常
第3回  退行性病変: 壊死、壊疽、萎縮
第4回  進行性病変: 肥大、過形成、再生、化生
第5回  進行性病変: 肉芽組織と創傷治癒、移植
第6回  循環障害: 血栓症、乏血、梗塞症、水腫、ショック、脱水症
第7回  炎症: 炎症の概念と定義、組織反応
第8回  炎症: 原因、命名法、分類、種類
第9回  炎症: 肉芽腫性炎、アレルギー性炎
第10回 免疫病理学: 概念、免疫機序による細胞・組織傷害、免役異常、腫瘍・移植免疫
第11回 腫瘍: 定義、分類と命名法、構造、発癌機序
第12回 腫瘍: 原因、種類
第13回 腫瘍: 診断と予後
第14回 奇形: 原因、形態学的分類・種類
第15回 病因論: 内因、外因、医原病

教室外の学習

教科書、参考書
「動物病理学総論」第2版(日本獣医病理学会編、文永堂出版)と「獣医病理組織カラーアトラス」(板倉智敏、後藤直彰編、文永堂出版)を教科書として使用する。

授業の形式
OHP、カラースライドによる視聴覚を利用した講義。

成績評価の方式
学期中間試験、学期末試験および出席率で評価する。

履修に当たっての留意点
出席は毎時間とる。質問は授業中、その他は教官室で随時受け付ける。
オフィスアワー随時