地理情報処理演習

担当教官(所属、所在)
原科幸爾 (農林環境科学科 地域環境デザイン学講座、農学部1号館408号室)
藤井克己 (農林環境科学科 地域環境デザイン学講座、農学部1号館308号室)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 地域環境デザイン学講座
   地域環境工学コース3年次
 地域環境デザイン学講座
    環境共生コース3年次
講座科目
選択
後期1単位

授業の目標
各種の地理情報の入手,分析,表現手法について,コンピュータを利用した実習を通じて習得する。

概要と計画
 この授業は「地理情報処理学」で学んだ事項を踏まえて,コンピュータを利用した各種の地理情報処理を演習するものである。
 まず,情報処理演習室のパソコンの使い方を復習した後,GPS受信機の活用およびマッピングの演習を行う。さらに,地理情報システム(GIS)ソフトウェアの基本操作と各種地理情報の検索・収集について学ぶ。最後に,これまでの演習を活かして総合課題に取り組み,最終回に成果発表を行う。
 
 1.情報処理演習室の使い方(復習)
 2〜4.GPS受信機の活用とマッピング
 5〜6.GISソフトの基本操作
 7〜9.GISソフトによる各種地理情報処理
    (デジタイジング,データの加工,属性検索,空間検索,フィールド演算等)
 10〜11.地理情報の検索・収集(衛星画像,空中写真,統計情報等)
 12〜14.総合課題
 15.課題の成果発表

教室外の学習
予習は必要ない。授業中に課した課題について,各自で適当な時間を見つけ,次回までに完成しておくこと。

教科書、参考書
毎回,その日の作業に対応した説明資料を準備するので,これに従い演習を進める。

授業の形式
農学部情報処理演習室の端末や地域環境工学視聴覚演習室のノートパソコン等を用いて行なうが,一部の野外でのデータ収集を行う。

成績評価の方式
出席点10点、課題提出状況50点、課題の完成度40点で評価する。
60点以上が合格である。

履修に当たっての留意点
コンピュータでの作業がほとんどであるので,「情報基礎」および「地域環境工学技術者入門T」で学習する基本的なコンピュータの操作方法には十分に習熟しておくこと必要である。
また,野外でのデータ収集では,それに対応した身なりを整えること。
オフィスアワー:木曜日 10:30-11:30 1号館408室