■担当教官(所属、所在) |
寿松木 章 (農業生命科学科植物生産学講座 農2号館303号室 電話6121)、2号館3階303号室 ) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 植物生産学講座2年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 2単位 |
農業生命科学科 生物機能科学講座2年次 | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
果樹園芸学の内容は、育種、植物生理などの基礎学問から、整枝せん定、土壌管理などの栽培技術学や貯蔵・流通利用まで広範な分野を包含している。「汎論」においては、新たに果樹園芸学を学ぶ学生に対して、それらの基本的事項を平易に概説し、基礎的知識を習得させることを目標とする。また、最近の研究の現状についても紹介し、今日的課題について理解できるようにする。 |
■概要と計画 |
果樹園芸学の基本的事項である樹種・品種の特徴、育種や繁殖の方法、栽培管理、開花・結実から成熟までの果実発育、収穫した果実の貯蔵、流通などについて講義する。講義計画は以下のとおり。 第 1回 ガイダンス、果樹園芸学の特徴 第 2回 果樹の樹種・品種 第 3回 果樹の繁殖・育種 第 4回 果樹の台木 第 5回 果樹の開花、結実 第 6回 果実の発育 第 7回 果実の成熟 第 8回 果実成分の特徴 第 9回 果実の収穫、貯蔵、流通 第10回 果樹の整枝、せん定 第11回 果樹の栄養生理と施肥 第12回 果樹園の土壌管理、開園 第13回 果樹のわい化栽培 第14回 日本と世界の果樹生産の現状と特徴 第15回 試験 |
■教室外の学習 |
講義内容の理解を深めるには,日常,果物に関心と興味を持つことが重要です。講義の内容に限らず,果樹・果物に関する質問は,研究室等で随時受け付けるので,訪問すること。 |
■教科書、参考書 |
教科書は「新編果樹園芸学」(間苧谷徹他著,化学工業日報社)を指定する。本書は「果実発育生理論」でも使用する。ただし,授業は教科書以外にも独自に作成したプリントを用いる。 |
■授業の形式 |
パワーポイントと講義用プリントを使用して講義する。 |
■成績評価の方式 |
講義中の小試験,学期末の試験(講義内容の理解度)と授業への参加度(出席回数)を70:30の割合で評価し、60点以上を合格とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
毎回出席をとる。30分以上の遅刻は出席としない。 オフィスアワー:毎週金曜日・13時〜14時・研究室(2号館303号室) |