■担当教官(所属、所在) |
谷口和之 (獣医学科 、 ) 山本欣郎 (獣医学科 、 ) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
獣医学科 基礎獣医学講座5年次, 6年次 | 講座科目 選択 | 通年 | 8単位 |
■授業の目標 |
基礎獣医学卒業研究(獣医解剖学)では、獣医学の基礎分野である獣医解剖学を専修するために、細胞・組織・器官が担っている機能的本態を探求する研究手段の一つとしての機能形態学的研究手法を修得し、研究課題を遂行するうえでの問題点を克服できるようにすることを目的とする。最終的には、学術論文として通用する卒業論文を作成することを目標とする。 |
■概要と計画 |
本研究では、日常的な個別指導により研究課題に対する研究成果を導かせる応用技能を修得させ、研究成果を論文として提出させる。 研究手法としては、遺伝子組織化学、免疫組織化学、酵素組織化学および形態計測学的手法の実際を教授する。 また、研究課題として、脊椎動物の嗅覚系の構造と機能に関する研究、呼吸器の知覚受容と呼吸調節に関する研究等に大別される課題を個々の学生に与えている。 |
■教室外の学習 |
卒業研究を遂行するにあたっては、必要に応じて自分自身で参考書・関連論文などを探し出して、これらを読破しなければならない。これらの参考書、関連論文は大部分が英語で書かれているため、日ごろから英語力の鍛錬に努める必要がある。 |
■教科書、参考書 |
参考論文として学術雑誌に掲載された英語論文を使用する。 |
■授業の形式 |
学生には単独で遂行可能な研究課題を与え、日常的な個別指導により研究の目的、重要性を認識させ、思考能力を練磨する。 |
■成績評価の方式 |
卒業論文の提出と発表をもって単位を認定する。 |
■履修に当たっての留意点 |
各自の研究課題に対する研究成果は、原則として卒業前に関連学会で発表するように指導する。 |