建築設計製図

担当教官(所属、所在)
三浦公也 (非常勤講師  、 )
関野 登 (農林環境科学 森林科学、農学部2号館)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 森林科学講座
   森林管理技術学コース4年次
 森林科学講座
   総合森林学コース4年次
講座科目
選択
前期1単位

授業の目標
木質住宅の中で、木材がどの様に利用されているかを、「建築製図」の実習を通じて理解する。

概要と計画
建築製図の基礎知識を学んだ後に、平面図から各伏図まで、実際に木造建築が着工してから完成するまでの工程に従って建築図面を作成する。その後、実際の建築現場を見学することにより、図面と現場との対応を理解する。
   第1回:建築と建築製図の基礎知識
   第2回:製図用具とその使い方  
   第3回:平面図のトレース  
   第4回: 同 上  
   第5回:平面図の作成  
   第6回: 同 上  
   第7回:基礎伏図の作成  
   第8回:床伏図の作成  
   第9回: 同 上  
   第10回: 同 上  
   第11回:小屋伏図の作成  
   第12回:断面図の作成  
   第13回: 同 上  
   第14回:立面図の作成  
   第15回:木造建築現場の見学

教室外の学習
時間内に書き残した図面は、次回までの宿題とする。また、建築現場見学後にはレポートを提出する。

教科書、参考書
テキストとして、資料および図面を配布する。 
参考書:「木造建築の実際」宮島正栄著、オーム社     
    「建築製図」   江上外人著、共立出版

授業の形式
製図用具を使用した実習方式。

成績評価の方式
作成した図面およびレポート内容(100点満点)を8割、出席状況を2割の重みとする。図面およびレポート内容が80点以上を優、70〜79点を良、60〜69点が可を原則とし、これに出席状況を加味して総合的に評価する。ただし、出席率が6割に満たない者は不合格とする。

履修に当たっての留意点
出席を毎時間とる。本講義の受講に際しては、同時期に開講している「木質住宅の設計」を受講していることが望ましい。オフィスアワーは、実習終了後の1時間。