■担当教官(所属、所在) |
鈴木 幸一 (農業生命科学 生物機能科学、2号館4階402号室) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 生物機能科学講座3年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 2単位 |
農業生命科学科 植物生産学講座年次指定無し | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
人類は5000年以上もカイコとミツバチを家畜化または半家畜化しながら,彼らの生産物を利用してきた. しかし,伝統的な養蚕業や養蜂業から新たに進化した分野,すなわち昆虫の各種の機能を利用するというわが国オリジナルな分野が創出されている.この分野について現状と未来について学ぶ. |
■概要と計画 |
授業の概要 新応用昆虫学(応用昆虫学と共通)の「有用昆虫」から講義する.また,昆虫機能利用学(応用昆虫学と共通)を参考にしながら,カイコ,ミツバチ,野蚕などを材料とした最新の技術開発とその将来を紹介する. 授業計画 第1回 昆虫の生殖システム(1) 第2回 昆虫の生殖システム(2) 第3回 昆虫の摂食と栄養(1) 第4回 昆虫の摂食と栄養(2) 第5回 昆虫の病気(1) 第6回 昆虫の病気(2) 第7回 ミツバチの利用(1) 第8回 ミツバチの利用(2) 第9回 カイコの利用(1) 第10回 カイコの利用(2) 第11回 野蚕の利用 第12回 昆虫遺伝子の利用(1) 第13回 昆虫遺伝子の利用(2) 第14回 昆虫遺伝子の利用(3) 第15回 昆虫産業 |
■教室外の学習 |
■教科書、参考書 |
教科書:新応用昆虫学(斎藤哲夫他共著,朝倉書店,4,300円) 昆虫機能利用学(鈴木幸一他共著,朝倉書店,4,500円) |
■授業の形式 |
講義形式で,教科書以外に必要な図表等は別途配布する. |
■成績評価の方式 |
期末試験の成績と出欠で評価する. |
■履修に当たっての留意点 |
応用昆虫学を必ず受講し,学問研究とその将来への好奇心が旺盛なこと. |