■担当教官(所属、所在) |
武 田 純 一 (農林環境科学科 リサイクル生物生産工学講座、農学部1号館3階322室) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農林環境科学科 リサイクル生物生産工学講座3年次 | 講座科目 選択 | 前期 | 2単位 |
■授業の目標 |
農業機械分野にも着実に電気・電子工学が応用されるようになり,従来の機械技術と融合されて多くの機械が知能化,システム化,統合化されている。 本講義は,電気・電子工学をはじめ,生物計測制御工学,生物生産システム学,生物生産機械設計,生産基盤機械学,生物生産施設学等の講義とも関連するので,これらの講義との連携を保ちつつ,主に電気・電子工学の基礎事項を習得することを目標とする。 |
■概要と計画 |
電気回路の構成要素としての抵抗,コンデンサ,コイル等の基礎知識,及びこれらを用いた直流回路と交流回路の性質について講義する。 また,メカトロニクスの構成要素としてのセンサ,アクチュエータ(モータ)とそれを駆動する装置(増幅器),及び論理回路の基礎についても講義する。 第1回 メカトロニクスとは 第9回 モータの種類と特性(1) 第2回 電子部品の基礎知識 第10回 モータの種類と特性(2) 第3回 直流回路の基礎理論(1) 第11回 増幅器(1) 第4回 直流回路の基礎理論(2) 第12回 増幅器(2) 第5回 交流回路の基礎理論(1) 第13回 論理回路(1) 第6回 交流回路の基礎理論(2) 第14回 論理回路(2) 第7回 センサ(1) 第15回 期末試験 第8回 センサ(2) |
■教室外の学習 |
レポート課題を課し,実力アップを図ることにする。 |
■教科書、参考書 |
教 材:資料を配付する。 参考書:神崎一男著,「基礎メカトロニクス」(共立出版) 江村 稔著,「電気工学への入門」(共立出版) 西堀賢司著,「メカトロニクスのための電子回路基礎」(コロナ社) 土谷武士,深谷健一共著,「メカトロニクス入門」(森北出版) |
■授業の形式 |
黒板及びPCプロジェクタを用いて,できるだけ視聴覚を利用する。 随時レポート課題を課し,提出させる。 |
■成績評価の方式 |
学期末のテスト(60%),授業時に課したレポート(20%)及び出席状況(20%)で評価し,60%以上を合格とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席を毎回取る。 |