■担当教官(所属、所在) |
斎藤泰史 (寒冷バイオ 、農学部7号館102) 山下哲郎 (農業生命科学科 生物機能科学講座 、農学部4号館205) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 植物生産学講座3年次 食品健康科学講座3年次 動物科学講座3年次 | 学科共通科目 選択 | 後期 | 2単位 |
農業生命科学科 生物機能科学講座3年次 | 学科共通科目 必修 | ||
獣医学科3年次 農林環境科学科 森林科学講座 森林管理技術学コース年次指定無し | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
生物科学分野の中で、生物化学および分子生物学は生物体を構成する物質の代謝や情報の流れを分子レベルで説明する学問であるが、本講義では、もう少しマクロなレベルで細胞機能の維持にどのような制御が働いているかを解説し、将来生命科学分野を専門とする学生に必要な知識を講義するのが目標である。 |
■概要と計画 |
本講義では、主として細胞の構造、細胞を構成する物質の合成の場および輸送、細胞機能の複製、維持および変換、細胞増殖と分化、細胞の遺伝形式等について最新の情報を解説する。 第1-2回 細胞、核、染色体の構造と機能 第3-4回 生体物質の合成と細胞内・外輸送 第5-7回 細胞分裂、細胞周期とその制御 第8-9回 細胞の増殖と分化 第10-11回 細胞の寿命・老化・死 第12-14回 体細胞の分子遺伝 第15回 予備 |
■教室外の学習 |
講義で解説する内容等について、予習・復習をして下さい。 |
■教科書、参考書 |
分子細胞生物学第5版(東京化学同人)、細胞の分子生物学第4版(ニュートンプレス)、Essential細胞生物学(南江堂)など。場合によりプリントを用意する。 |
■授業の形式 |
講義を中心とした授業。資料を配布。 |
■成績評価の方式 |
授業への参加度:30点 期末試験:70点 以上の合計100点のうち、60点以上を合格とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
基礎生化学,分子生物学を履修していることが望ましい。 |