「森林科学科」出前講義 講義内容と講師一覧

学科
「植物生命科学科」  「応用生物化学科」
「森林科学科」    「食料生産環境学科」
「動物科学科」    「共同獣医学科」
大学院
「岩手大学大学院連合農学研究科」 
附属施設
「附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター」
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全学科・施設

「森林科学科」

専門分野
講師氏名
〔Profile〕 〔HP〕
講義タイトル
講義内容
保全生物学
動物生態学
(あずま あつき)
田んぼからメダカを絶滅させないために
全国の田んぼからメダカが消えていっています。それは生産効率を重視したこれまでの水田の整備がメダカの生息場所を奪ってきたからです。農業とメダカが共生できる水田整備の岩手大学の取り組みについてお話します。(No.51)
里山で繁殖するタカ-サシバ-の生態と保全
サシバは南国で越冬し、春に日本の里山に渡ってきて繁殖します。岩手県と秋田県が繁殖の北限域となっています。なぜ、わざわざ北国まで渡ってくるのか?なぜ、里山で繁殖するのか?などについて、その生態と保全についてお話しします。(No.52)
森林政策学
(いとう さちお)
森林・林業の構造問題
 (No.53)
木材の生産と流通
 (No.54)
木質バイオマスエネルギーの現状と課題
 (No.55)
砂防学
森林・雪氷水文学
(いらさわ みちや)
住民と一体となった地域防災力の向上を目指して
 (No.56)
中山間地の地域活性化と砂防・治山
 (No.57)
地域住民と創る水と緑あふれる渓流の創出
 (No.58)
森林計測学
森林群落生態学
(くにさき たかし)
森林の状態を数字で捉える
森林を構成する樹木の樹種、樹齢、サイズの組み合わせによって、森林の姿は異なります。一方で、細かい質的情報を無視して、単なる数字1つで表現しても、森林の状態を意外と正確に把握することができます。講義では、森林の「混み具合」に注目し、「いかに簡単な調査によって1つの数字で表すか」を模索する森林科学研究の...  〔全文を見る〕(No.59)
数学を使うことの重要性
「数学なんて実生活では役立たない」といった主張を時折目にします。確かに、学校で学んだ全ての数学をフルに使う場面はありません。ただ、大学生はもちろん、社会人になってからも「数学を使うと便利」な場面はかなり多いのです。講義では、「数学の先生ではない森林研究者の私」が普段目にしている「数学を使うと便利」な...  〔全文を見る〕(No.60)
木材化学
(こふじた ひさよし)
木材成分の有効利用
森林資源の主体をなす木材の利用形態について、木材を利用することの意義ならびに構成成分の特徴について解説するとともに、成分化学的な立場から利用の現況および今後期待される展開について紹介する。(No.61)
造林学
(しらはた まなぶ)
樹木という植物
樹木は草に比べ、長い時間をかけて大きな身体を作っていきます。このことを可能にする仕組みが、樹木を特徴づける大事な性質となってきます。その仕組みとは? 
この講義では、樹木とはどのような植物であるか、ということを中心に説明し、樹木が成長する仕組みについて知っていただこうと思います。
〔全文を見る〕(No.62)
木質資源工学
木質材料学
(せきの のぼる)
軽くて強い“木のひみつ”
地球上には、樹高100mを超す巨木がある。
その重さは数千トン、自重を支えるだけでも大変だ。しかも、強風時には相当な力を受ける。しかし、樹木はしなやかにたわみ、滅多に折れることなく強風に耐える。その強さの秘訣は、樹木内部の力の釣り合い、そして巧妙に作られた細胞の構造にある。その力の釣り合いは“...  〔全文を見る〕(No.63)
林業生産工学
(たつかわ しろう)
林業が地球を救う−森で活躍する機械と作業システム−
 (No.64)
動物生態学
野生動物管理学
(やまうち きよし)
大型野生哺乳類の保護管理について
全国的にニホンジカの個体数が急激に増加しており農林業への深刻な食害を引き起こしています。またツキノワグマの人里への出没が相次ぎ人身被害も発生しています。この様な動物たちと共存するために国や地方自治体では様々な取り組みを行っています。その取り組みについて説明し、また彼らの生態や個体数をどの様に調査して...  〔全文を見る〕(No.65)