社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを文部科学大臣が認定する「職業実践力育成プログラム」(BP)に、岩手大学、JAいわてグループ及び岩手県が運営する「いわてアグリフロンティアスクール」が平成27年12月15日に認定されました。
「いわてアグリフロンティアスクール」の目的・概要
いわてアグリフロンティアスクールは、地域農業をけん引する先進的な農業経営者の育成を目的として、平成19年度から岩手大学を中心として開講しており、平成25年度から、岩手大学、JAいわてグループ及び岩手県で組織する運営協議会により運営しています。 平成19年度から27年度までに延べ535名が受講し、うち320名が修了しています。
教育プログラムは、講義だけではなく、演習、現地研修など多様なスタイルで行っており、講師陣も大学教員のほか試験研究機関や農業団体、先進農家等の実務家を中心としております。また、入学時アンケートや授業アンケートを参考に研修先や授業の方法を変えるなど、受講者のニーズや事情に合わせて教育が効果的に行えるよう組み立てています。修了論文である「戦略計画」を策定のうえ、最終試験に合格した者には、学校教育法に基づき、履修証明書と併せて岩手大学が認定する『アグリ管理士』の資格を授与しています。(平成19〜27年度のアグリ管理士認定数194名)