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農学研究科への招待
専攻紹介

在学生インタビュー

農学生命専攻

修士2年(男性) 生産基盤工学研究室

 農業車両で土が締め固められると、作物の生育に悪影響を及ぼすことがあり、これを低減するため、タイヤと土との関係を研究しています。実はこれまでに学術的な研究がほとんどされていない分野のため、参考文献やデータに乏しく、先生と共に試行錯誤の日々です。しかし、新しい発見がすぐそこにある裏返しでもあり、大きな魅力を感じます。卒業まで短い時間ですが、少しでもデータ測定の体系を進歩させるように頑張りたいです。

応用生物化学専攻

修士2年(男性) 応用微生物学研究室

 土など自然界にあるものから、人間の生活に有用な酵素を作る微生物を探し出し、仕組みを分析したり利用方法を探る研究をしています。現在扱っている酵素は抗生物質などの薬品を作る過程で利用できるタンパク質なんです。研究では思う通りの結果が出なくて苦労することもありますが、なぜこうなるのか? このやり方ではどうだろう?と自分なりに疑問や課題を解決していくところが面白さでもあります。

共生環境専攻

修士2年(男性) 地域経済・観光学研究室

 白神山地周辺に生活される住民の方々を対象として聞き取り調査を行い世界遺産登録が住民生活にどのような影響を及ぼしてきたかを調べています。特にかつてマタギとして狩猟を行ってきた方々の意向に関心を持っています。そして自然保護、観光振興、住民生活などを両立させるための条件を明らかにしたいと考えています。会話から真意を聞き出すことはなかなか難しいのですが、人との出会いはとても貴重。研究を生かし岩手をはじめ地方を元気にしていきたいです。

動物科学専攻

修士2年(女性) 家畜生産生理学研究室

 牛など反芻家畜の排出するメタンガスは、温暖化に影響を及ぼすとして問題視されています。牛と同じ反芻家畜である羊を使い、ガスを減らすための研究を進めています。羊の胃の中にはメタンガスを発生させる微生物がいて、この働きを弱める飼料を与え、どう影響するかを実験しています。人口が増え続ける中、食料の確保は人類共通の課題です。その中で、環境負荷に配慮した畜産物の供給に役立てればと思っています。

バイオフロンティア専攻

修士2年(女性) 生命適応機能分野

 夏と同じ環境下で育てた植物を、急に氷点下の環境に置くともちろん枯れてしまいますが、徐々にその温度に近づけていけば、氷点下になっても生きていくことができるんです。これを低温馴化といい、このとき植物の細胞内で何が起こっているのかを分子レベルで調べる研究をしています。植物が持つ適応能力のメカニズムが解明されれば、より寒い地域でも作物を育てることができ、北国の農業に貢献できるかもしれません。