岩手大学学生歌の現代語訳

(岩手大学通報No.444 平成16年8月号より転載)

    入学式,卒業式で歌われる学生歌「花ふゝみたる桐の葉を」。「花ふゝみたる」ってどういう意味かご存知でしたか。このたび,家井美千子人文社会科学部教授の手により現代語訳が完成し,ミュ−ジアム本館にパネル展示されました。1番の歌詞の現代語訳は次のとおりです。次からは,気持ちを込めて歌えそうですね。

岩手大学学生歌(ビデオ)を視聴できます。視聴するにはRealOne Playerが必要です。

 

原詩

作詞/平田    馨              作曲/千葉了道

花ふゝみたる  桐の葉を

しるしといだく  むねのうへ

いくやまかはの  いそしみを

紫ふかく  こめにけり

岩手の国を  はるかにも

あたらし風の  今日立ちぬ

 

現代語訳

花蕾を含んだ桐の葉を

校章として胸の上にいだく

多くの山や川の風土が育てた勤勉さを

桐の花の深い紫の色にこめているのだ

岩手の国をはるかにとおって

新しい風が今日吹き始めた

 

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