入学式,卒業式で歌われる学生歌「花ふゝみたる桐の葉を」。「花ふゝみたる」ってどういう意味かご存知でしたか。このたび,家井美千子人文社会科学部教授の手により現代語訳が完成し,ミュ−ジアム本館にパネル展示されました。1番の歌詞の現代語訳は次のとおりです。次からは,気持ちを込めて歌えそうですね。
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作詞/平田 馨 作曲/千葉了道
花ふゝみたる 桐の葉を
しるしといだく むねのうへ
いくやまかはの いそしみを
紫ふかく こめにけり
岩手の国を はるかにも
あたらし風の 今日立ちぬ
花蕾を含んだ桐の葉を
校章として胸の上にいだく
多くの山や川の風土が育てた勤勉さを
桐の花の深い紫の色にこめているのだ
岩手の国をはるかにとおって
新しい風が今日吹き始めた