(開講学期)

 

 

  対 象 学 生

  (講座名、年次)

 

 

 必修・選択別、単位数

 

 

 

 担

  (所属、所在)

 

 

 リサイクル生物生

 産工学入門

(前期開講)

 

 

 

 

 農林環境科学科

 (地域マネジメント学、1年次)

 (森林科学、1年次)

 (地域環境デザイン学、1年次)

 (リサイクル生物生産工学、1年次)

 

 

 

 必修、1単位

 必修、1単位

 必修、1単位

 必修、1単位

 

 

 太

  (農林環境科学科、

   1号館4階)

 

 

 

 

 

 

 地球上における人類の生物生産とは、太陽エネルギーを根源として空気、水、土壌などの自然資源

を利用しながら、物質代謝・物質循環の法則に従い持続性のある有機物資源を生み出している。すな

わち、農学の対象となる生物資源生産は、更新可能なサイクルを持っている点に特徴がある。この生

物生産サイクルのなかで、人類に有用な資源をいかに生産するかに関係する機械・施設について、さ

らに生物資源に含まれる廃棄物を如何に少なくし効率的に利活用するかを、環境保全の視点を加えな

がら理解する。

 

 

 地球上における物質循環サイクルとバイオマスの概念から、化石燃料に代わる自然エネルギーの農

業動力への利用、及びバイオマスのエネルギー変換工学について講義する。つぎに生物生産フローと

して、農作業体系における農業機械の組合せ、農産機械とその設置施設、及び施設農業について述べ

る。さらに先進的な植物工場や農業用ロボット、精密農業を例示として環境保全を重視する持続的農

業について概説する。

 

 

 第1〜2回 Bio-sphere(生物圏)とバイオマス

 第3〜4回 自然エネルギを含めた農業動力

 第5〜6回 バイオマスのエネルギー変換

 第7〜8回 農作業体系と農業機械

 第9〜10回 農産機械と農産加工施設

 第11〜12回 施設農業、植物工場および農業用ロボット

 第13〜15回 環境保全と持続的農業

 

 

 テキスト、教材

 参考書

 

 

 

 毎回プリントを配布する。参考書として、「生物生産機械学」(木谷収編著、コ

 ロナ社)、「バイオマスエネルギー」(山沢新吾編、朝倉書店)等がある。

 

 

 

 授業の形式

 

 

 

 OHP等を用いて講義する。

 

 

 

 成績評価の方法

 

 

 

 期末テストおよび出席率によって評価する。

 

 

 

 履修にあたって

 の留意点

 

 

 出席を毎回とる。