(開講学期)

 

 

  対 象 学 生

  (講座名、年次)

 

 

 必修・選択別、単位数

 

 

 

  

  (所属、所在)

 

 

 

 (後期開講)

 

 

 

  農林環境科学科

  (リサイクル生物生産工学

  2年次)

 

 

 選択、2単位

 

 

 

 

  太

  (農林環境科学科、

   1号館4階)

 

 

 

 

 人間の持っている感覚や生体機能特性から作業能力を把握し、人の視覚や手足のメカニズム

を理解する。つぎに人間の尊厳を基本とした人−機械・施設−環境系における農作業の場合と

して、作業姿勢や作業動作等の労働負荷解析法を示し、ストレス・疲労との関係を究明する。

さらに農作業の生産効率性とともにと安全性及び快適性について理解を深める。

 

 

 人間を工学的考察の対象として、人間(作業者)の感覚や生体反応、作業能力について講義

する。つぎに人体構造のメカニズムとエネルギー代謝を基底として、農作業に関する動作分析

や作業測定法等について述べ、労働負荷とストレス・疲労との関係を調べる。さらにこれまで

の農作業事故の分析から、農業機械・施設の安全装備・設計概念や作業環境のあり方に関連す

る人間工学について講義し、最後に作業者に代わるロボットについて言及する。

 

 

 第1回 人間工学とは             第8回 作業姿勢・作業動作

 第2回 人の感覚               第9回 動作分析

 第3回 人の生体反応             10回 作業時間測定法

 第4回 人の作業能力             11回 ストレス・疲労

 第5回 視覚のメカニズム           12回 農作業事故の分析

 第6回 手・足のメカニズム          13回 農作業の安全工学

 第7回 人のエネルギー代謝          14回 労働快適性の追求

                        15回 人間とロボットの共生

 

 

 

 

 

 テキスト、教材、

 参考書

 

 

 

 毎回、プリントを配布する。

 参考書として、各種の「人間工学」が図書館にある。

 

 

 

 授業の形式

 

 

 

 OHP等を用いて講義する。演習問題を課して提出させる。

 

 

 

 成績評価の方法

 

 

 

 期末テスト、演習問題の提出および出席率によって評価する。

 

 

 

 履修にあたって

 の留意点

 

 

 出席を毎回とる。