授 業 科 目 |
対 象 学 生( 講 座 及 び 年 次 ) |
必修・選択別 , 単位数 |
担 当 教 官( 所 属 ,所 在 ) |
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生産システム知能化論 ( 前 期 開 講 ) |
農 林 環 境 科 学 科 (リサイクル生物生産工学 3年次) |
選 択 ,2 単 位 |
廣 間 達 夫 (農 林 環 境 科 学 科 ,1 号 館 4階) |
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授業の目標 日本農業では,農業機械は作物生産に欠くことのできない。これらの農業機械に,人間の経験や感性をもたせることにより,作物と環境にやさしい持続的農業の実現を目指す。 授業の概要 生物や作物は,工業製品と異なって,形や色が種種異なっている。あいまいさを生かした情報処理の手法をまなぶ。 そのために,基礎となる,ファジー手法,及び生物の情報処理機構をアナロジーした,ニューラルネットワーク,遺伝的アルゴリズムを解説するとともに,人間の経験や感性をいかに生物生産システムに組み込むかを論じる。 |
授業計画 第1回 ソフトコンピューティング 第2回 ファジィとは 第3回 ファジィ理論の基礎 第4回 ファジィ制御 第5回 ファジィ制御のシミュレーション 第6回 脳神経に学ぶ情報処理 第7回 ニューラルネットワークのモデル化 第8回 ニューラルネットワークの学習 第9回 ニューラルネットワークの学習のシミュレーション 第10回 遺伝の法則 第11回 遺伝的アルゴリズム 第12回 解探索の過程 第13回 遺伝的アルゴリズムのシミュレーション 第14回 生物生産機械に知能を持たせるとは 第15回 期末試験 |
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教科書,教材, 参考書 |
担当者作成のテキストを使用する。参考書として「適応化・知能化・最適化法」(日本機械学会編)がある。 |
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授業の形式 |
一部OHPを利用して授業を行う。授業中にシミュレーション実験を行いながら,あいまいな情報処理の理解を深める。 |
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成績評価の方法 |
期末試験及び授業への出席状況により評価する。 |
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履修にあたっての留意点 |
シミュレーション実習を行うので,情報処理室のパソコンに習熟しておくこと。 |
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