授業科目対象学生
(専修及び年次)
講座等
(必修・選択別,単位数)
担当教官
(所属,所在)

農業生産環境工学概論

(前期開講)




農業生産環境工学科
(1年次)


学科共通
(必修,2単位)
学科各教官
(農業生産環境工学科 事務室)
(1号館3階)
授業の目標

 新入生に対し,学科の各専門分野の研究範囲や特
徴を紹介し,農業生産環境工学科の全体像を把握さ
せることを目標とする。また,1年次後期に実施さ
れる専修配属のための参考知識を得る。

授業計画

第1回 農業生産環境工学とは

《地域環境工学専修担当》
第2回 農地工学の関連基礎学と技術学
第3回 農地整備・改良の意義
第4回 農業における水利用のハードとソフト
第5回 施設工学とその基礎
第6回 農村地域の現状と課題
第7回 農村地域システムを考える

《生物生産工学専修担当》
第8回 農業ロボット
第9回 農業生産機械の自動化
第10回 農業機械に期待される課題
第11回 テラメカニックスおよび土−車両システム
第12回 米の加工理論と加工法にみられる逆転劇
第13回 籾からご飯ができるまで
     −ポストハーベストの観点から−
第14回 食品の品質評価技術と装置の最前線
第15回 評価

授業の概要

 生物生産工学専修は,
@田畑の耕うんや走行など土に係わる機械系および
播種から収穫に至る農産物や畜産に係わる機械・施
設系の工学的な追求と開発・設計ならびに総合的な
利用に関する生物生産機械工学の分野,
A農産物や食品の調整・加工・貯蔵・流通に係わる
工学的特性および加工技術ならびにこれらの工業化
による高度生産システムの開発,生物資源の有効利
用に関する生物加工工学の分野から構成される。

 地域環境工学専修は,農地の生産性を高め,農村
地域環境の整備とその防災・保全機能の向上を図り,
豊かで美しい国土・農村空間を創出するための手法
について教育・研究する。
@農業生産の基盤である土地資源あるいは土構造物
を対象とする農地工学,
A農業生産に欠くことのできない水資源の貯留・利
用と水利施設を対象とする農業水利学,
B農村地域の開発と整備を対象とする農村地域シス
テム学の分野がある。
 両専修それぞれの方法論や世界的なニーズを含め
て講義する。

教科書,教材,参考書教科書は,特に使用しない。参考書については,各講義で紹介する。
授業の形式オムニバス形式の講義を行う。
講義内容に関連する課題(各専修1題ずつ)についてレポートを課す。
成績評価の方法出席,レポート。
履修にあたっての留意点毎回,出席をとる。
毎回,教官が替わるので全ての講義に出席することが重要である。