授業科目対象学生
(専修及び年次)
講座等
(必修・選択別,単位数)
担当教官
(所属,所在)
生物生産機械工学実験

(前期開講)






農業生産環境工学科
(生物生産工学専修 3年次)





生物生産機械工学
(必修,1単位)
武田 純一
(農業生産環境工学科)
(1号館3階)
片岡 崇
(農業生産環境工学科)
(1号館4階)
吉田 純
(農業生産環境工学科)
(1号館2階)
畠山 貞雄「非常勤講師」
(農業生産環境工学科 事務室)
授業の目標

 各種機械の性能を知り,測定装置の機能や取り扱い方法を習得す
る。また,土をはじめ金属の応力やモーメントなどの諸物理量の測
定原理・測定方法を理解する。

授業計画

第1回   ガイダンス
第2回   土壌の力学的性質の測定
第3回   乗用4輪トラクタのけん引試験 
第4回   引張り破壊試験1(試験片の製作)
第5回   引張り破壊試験2(破壊試験)
第6回   農用内燃機関の性能試験
第7回   ターボブロアの性能試験
第8回   自動制御実験
第9回   オペアンプの性質
第10回   赤外線画像解析による温度測定
第11回   論理回路の性質について1
      (コンピュータシミュレーション)
第12回   論理回路の性質について2
      (回路の組立と実験)
第13回   ひずみゲージによる計測実験
第14回   音声のスペクトル解析
第15回   評価 
 
 実験は,班単位で行うので実験内容が前後する
ことがある。 

授業の概要

 機械性能の理解のために,内燃機関,空力機械を使用する。車両
のけん引特性について,実験を通してスリップの概念を理解する。
鉄鋼材料を用いて引張り破壊試験を行い,その強度を理解する。ひ
ずみゲージを用いた応力・モーメントの基本的測定原理を理解する。 
 また,現在,農業用ロボットなど高度な制御機構化が進みつつあ
る。これに対応すべくコンピュータによる論理回路のシミュレーショ
ン,電子回路の組立を行い高度電
子技術の基礎を学ぶ。
 夏休み期間中に岩手県立農業短期大学にて,大型特殊免許(農耕
用限定)と農業機械士2級を取得する。

教科書,教材,参考書実験マニュアルを準備する。
授業の形式生物生産機械工学講座実験室にて行う。
実験テーマごとに毎回レポートを課す。
成績評価の方法実験レポートと出席。
履修にあたっての留意点毎回出席をとる。