授業科目対象学生
(講座及び年次)
必修・選択別
単位数
担当教官
(所属,所在)
生物機械製作実習

(前期開講)




農林環境科学科


リサイクル生物生産工学講座

2年次





必修


1単位



農林環境科学科

片岡 崇
1号館4階

吉田 純
1号館2階

大ヶ生 勇
(非常勤講師)

授業の目標

  機械工作は機械を扱うための最初のステップとして位置づ 
 けられ,機械工学系教育研究分野を含む本専修においては重 
 要な知識・技能のひとつである。機械機構の理解,さらには 
 研究に使用される機械装置類の設計製作において必要不可欠 
 なものである。
  本実習を通して,機械部品の製作方法を習得し,鋼などの 
 機械材料の性質についても理解する。

授業計画

第1回 ガイダンス,機械工作概論講義
第2回 NC工作機械用の加工プログラムの
    作成及び試作(例題演習)
第3回 プレート製作用NCフライス盤プロ
    グラミング
第4回 プレートの製作1(フライス盤)
第5回 プレートの製作2(NCフライス盤)
第6回 リニアブッシュの製作1(旋盤)
第7回 センターポンチの製作1(鍛造)
第8回 センターポンチの製作2(手仕上げ)
第9回 NC旋盤プログラミング
第10回 リニアブッシュの製作2(NC旋盤)
第11回 引張り破壊試験片の製作(NC旋盤)
第12回 引張り破壊試験
第13回 熱処理実験及び硬さ試験
第14回 アーク溶接,ガス溶接,ガス切断
第15回 最新鋭工作機械の紹介,評価


 実習は,班単位で行うので,作業内容が
前後することがある。 

授業の概要

  プレート,ボルトをNC工作機械,旋盤,横フライス盤, 
 ボール盤,グラインダなどを使用して製作し,その切削,研 
 磨,穴あけなど各種加工方法を習得する。特に,NC工作機 
 械についてはプログラミング技法の習得を目指す。センター 
 ポンチは鍛造,手仕上げにより製作する。アーク溶接,ガス 
 溶接,ガス切断についても実習を行い,鋼材の接合方法・切 
 断方法を習得する。また,鋼の熱処理実験を行い,鋼の性質 
 変化(特に,硬さ)及び引張り強度についても学習する。

教科書,教材,参考書実習マニュアルを用意する

教科書
 津村利光閲序,大西 清著 「JISにもとづく機械設計製図便覧」 理工学社

参考書
 稲田重男,寺田利邦,中沢 弘共著 「大学課程 機械工作」 オーム社
 
授業の形式農林環境科学科機械工作室での実習。
NC工作機械関連の加工プログラミングは,農学部情報処理演習室で行う。
作業内容ごとに随時レポートを課す。
成績評価の方法製作品,レポート,出席
履修にあたっての留意点出席を毎時間とる。
作業服,靴の着用及び軍手などの手袋の持参。