資格と進路


森林科学コースは,森林科学分野における基礎知識を持ち,かつ実践的な能力を有する技術者養成を大きな目的に掲げて教育をおこなってい ます。そのため,社会からの客観的な評価基準として各種資格取得にチャレンジする皆さんを様々な形で支援しています。それぞれの資格に 関わる履修計画については,各年次にガイダンスを開催し,各人の学習計画を個別にチェックしアドバイスをおこなっています。

取得可能な資格等

技術士補
森林科学コースを卒業し,登録申請をおこなうことで技術士補の国家資格を得ることができます。なお,当コースはJABEE認定プロ グラムのため,卒業と同時に技術士となるにあたっては,技術士補と同等の扱いを受ける「修習技術者」として扱われます(技術士一次 試験は免除)。詳細はJABEEのHPでご確認ください。

測量士補
卒業後、国土地理院に申請することにより無試験で取得できます。取得後、実務経 験を1年以上経ることで測量士を取得できます。なお、測量士補の資格者は土地家屋 調査士の二次試験が免除されるという優遇措置があります。

教員免許
必要な科目を履修することにより、高等学校教諭1種免許状(理科、農業)取得が可能です。さらに大学院に進学することで、 同専修免許状の取得も可能です。教員免許取得を予定している場合,1年次から計画的な履修をおこなうことを強く勧めます。

樹木医補
必要な科目を履修することにより、樹木医補の資格を取得することができます。同資格を得ることで、1年の実務経験後、「樹木医」の研修受講者応募資格を得る ことができます(通常は7年の実務経験を要します)。なお、「樹木医」の資格は、平成12年までは農林水産大臣の認定を受けていたもので、財団法人日本緑化センターによる資格審査合格者のみが 「樹木医」の称号を使うことができます(通信教育にある「樹医」とは無関係です)。(財)日本緑化センターのWebページはこ ちら

1級造園施工管理技士及び2級造園施工管理技士
当コースは,1級造園施工管理技士及び2級造園施工管理技士の指定学科として認定されているため,必要な科目を履修することにより,受験の際に必要な実務経験 の短縮の特典が受けられます(短縮の特典は既卒業生にも適用されますので必要な方はご相談ください)。詳しくはこ ちらのページ(国土交通省)をご覧下さい。

ビオトープ管理士
共生環境課程は,(財)日本生態系協会が設けている「2級ビオトープ計画管理士」及び「2級 ビオトープ施工管理士」の一部免除認定校に指定されています。 所定の科目を履修することで,資格受験時の一部科目が免除されます。

環境再生医(初級)
共生環境課程は,NPO 法人自然環境復元協会に認定校登録されており,所定の科目を履修し必要要件を満たすことで環境再生医初級資格が認定されます。資格 は5年間有効で,同協会の講習会受講により更新することができます。

(注:以上の資格は平成25年度の場合です。平成26年度以降、変更される可能性があります)

卒業生の進路

森林科学コース卒業生の進路先は,公務員,大学院進学が多いという特徴があります。特に公務員は,林野庁や県庁上級職といった技術系公務員を中心に,ここ3年間常に4割から5割近い卒業生が就職しています。民間も森林・木材関連の企業に多く就職しており,森林に関する優れた技術者を養成するという,私たちの教育の具体的な成果であると自負しております。進路未定者も5%以下で,そのほとんどは翌年公務員や民間企業に就職しています。今後もコース教育における学生への様々なキャリア支援を継続しておこなっていくよう努力いたします。

最近の森林科学コース卒業生の進路一覧はこちら

をごらんください。

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