卒業された皆様へ

森林科学コース担当 教員一同

ご卒業おめでとうございます。本学農学部共生環境課程森林科学コース(農学部農林環境科学科森林科学講座森林管理技術学コース2008年度卒業生より該当)は2010年3月,JABEE(日本技術者教育認定機構)事務局より技術者教育プログラムとして正式に認定されています。これにより,森林科学コース修了生全員は,卒業と同時に修習技術者として認定されます。

しかし,技術士補(森林部門)の国家称号の方が対外的な知名度があり,名刺や資格覧に記載できるなど有利です。技術士補になるには日本技術士会への登録が必要です。また優れた指導技術者の下で4年間の実務経験を積むと受験資格が得られ,試験により技術士となることができます。今後,ぜひ技術士を目指してください。なお,技術士は修習技術者のままでも受験できますし,森林を含めどの分野でも受験することが可能です。

(詳細は「修習技術者のためのページ(技術士会)」をご覧ください)

なお、日本技術士会は,修習技術者に,Eメールで技術士試験制度関連情報や研修会・講演会等の情報提供を実施しています。Eメールアドレスを登録すると,今後の修習に必要な情報収集が容易にできます。同じページ上に登録方法が記載されています。

備考:技術士は,技術士法(昭和58年4月27日法律第25号)に基づく日本国家資格です。技術士法に基づいて行われる国家試験(技術士第二次試験)に合格し,登録した人だけに与えられる称号です。技術士は,公務員や企業など科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある資格であります。技術士補とは,技術士を補助しながら,技術士になるのに必要な技能を修習するために必要な資格です。技術士補の資格を取得することは,技術士になるための最も近道だといえます。

なお,今後も岩手大学農学部森林科学コースのホームページでは随時最新情報を提供します。こちらも時々見てください。質問などあれば気軽にコース担当教員にお聞きください。