授 業 科 目

対象学生(講座及び年次)

必修・選択別,単位数

担当教官(所属,所在)

林道工学実習

(後期開講)

農林環境科学科

(森林科学 3年次)

選択,2単位

澤口勇雄

附属演習林

演習林教育研究部

授業の目標

 林道工学で講義した内容について理解を深め,林道計画や設計技術を確実に身につけることを目的とする。

 

 

 

 

授業の概要

 授業は3年次10月に行われる3泊4日の演習林実習と,3年次後期の学内における実習・演習によって行われる。

 演習林実習では実際の森林を対象に林道路線測量,林道設計図書の作成が行われる。3年後期の学内実習では,演習林実習で作成された林道設計書をもとに数量計算や工事費の算定が行われる。さらに,林道路線選定,環境調査法,ゾーニングなど林道網計画法に関すること,排水施設や擁壁など構造物設計に関する演習・実習が行われ,あわせて林道工事現場見学も行われる。

 

 

授業計画

T. 演習林実習(3泊4日)

  1. 林道設計

U. 学内における実習・演習

 1.林道網計画

2.林道工事数量の計算

3.林道工事費の積算

4.林道擁壁設計

5.林道排水施設設計

6.林道工事現場見学

教科書,教材

参考資料

 

授業毎に作成されたプリントを使用する。

「新林業土木学」上飯坂實編著(朝倉書店)が参考になる。

授業の形式

5〜6名で構成された班毎に与えられた課題について実習・演習を行い,その成果を提出する。

成績評価の方法

出席状況及び実習・演習毎に提出される成果・レポートによって評価する。

履修に当たっての留意点

演習林実習経費として,食事の実費(1泊3食1500円程度)が必要である。