研究室の概要

　森林経営とは，「人間が任意の目的（木材生産，水源涵養，レクリエーション，生物多様性，
他）のために森林を持続的に利用できるよう，成長段階・構造・面積の異なる林分を時間的・
空間的に配置することにより森林を組織化した上で，計画的に森林を取り扱うこと」です（こ
こで，「林分」と「森林」という言葉が出てきましたが，「林分」とは「構造・性質の良く似
た，森林の部分集団」，「森林」とは「流域などで区分することができる，林分の集合体」と
考えてもらえれば結構です）．
　森林科学講座・森林経営学研究室では「野生動物の個体数管理と生息地保全」，「任意の目
標林分に育成するための育林管理」を研究の２大テーマに活動を行っています．

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研究のキーワード

　持続可能な森林管理　　　　野生動物管理　　　　　　　野生動物の保全

　森林資源調査　　　　　　　森林動態制御　　　　　　　人工林管理

　

現在行っている主な研究

・野生動物の行動および土地利用（エゾヒグマ，ツキノワグマ，ニホンカモシカ，ニホンザル，イタチ，ニホンリス，コウモリ，野ネズミ，モグラなど）
・野生生物の生息環境機能を有する森林施業のあり方
・針葉樹人工林由来の針広混交林における多種共存機構
・同齢単純林（針葉樹・広葉樹人工林），二次林（アカマツ林，コナラ林，サワグルミ林）のサイズ構造動態

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