★ 食料生産環境学科オリエンテーション 2018.4.9 ★
ご入学おめでとうございます

     
   

オリエンテーションの様子


学科長からの挨拶をしています。


農村地域デザイン学コース教員の紹介をしています。


食産業システム学コース教員の紹介をしています。


水産システム学コース教員の紹介をしています。


学科の説明をしています。


農村地域デザイン学コースの説明をしています。


食産業システム学コースの説明をしています。


水産システム学コースの説明をしています。


履修についての説明をしています。


お疲れ様でした。

平成30年度 食料生産環境学科 新入生の皆さんへ 

平成30年度食料生産環境学科新入生の皆さんへ

 今から116年前、皆さんがいるこの農学部の敷地内に、日本で最初の高等農林学校「盛岡高等農林学校」が創立されました。多くの人々が集まりそして冷害の克服や食料の安定供給の実現のための教育・研究が行われました。卒業された先輩方は、農業指導者や公務員、研究者として活躍され、東北や日本の「農業の振興と技術革新」に大きな足跡を残されました。その後、時代の変化とともに農村地域デザイン学コースの母体となる学科が設置され、岩手大学農学部に改称後、食産業システム学コースの母体となる学科が誕生しました。
 2年前、農学部は改組により新しくなりました。この「食料生産環境学科」は、農村地域デザイン学コースと食産業システム学コースと、三陸水産業の復興・活性化を目的として新設された水産システム学コースの3コースから構成されています。皆さんは学科で、農業の生産基盤の整備や生活環境の向上、農村の生態系、文化・景観の保全や災害に強い地域づくり、食を取り巻く環境のグローバル化、農業就業人口減少や高齢化に対応する食料生産技術の高度化、農産物加工保存、6次産業化、農業経営の高度化、持続可能な水産資源の管理や漁獲・増養殖、加工技術の改良と開発、グローバルで新しい流通体系などの科学技術を学びます。ここで皆さんに伝えたいのは、例えば学科の特色でもある「地域の創生」は、被災地や岩手に限った課題ではなく、今後世界のどこにでも発生しうる(先進的かつ実学的な)課題だということです。そのような先進的で実学的なテーマは学科に多々あります。共に学びましょう。そして三年後期からは卒業研究がスタートします。皆さんは、各自のテーマに関して研究室内でディスカッションを重ねながら、研究力や問題解決能力をつけることとなります。主体的に行う研究ほど楽しいものはありません。学問を介して国内外の多くの人と接しましょう。岩手大学農学部は「実学」を目指して教育・研究を行ってきた校風と伝統があります。そしてこのことは高等農林の創設の理念ともつながっているのです。
 スタートして3年目の学科です。戸惑いもあるかもしれません。しかし一世紀前から歩んでこられた先輩方を見倣って、次の時代の「農(水産)業の振興と技術革新」を共に実現させましょう。「桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す」共に未来をひらきましょう。共に未来をひらきましょう。


平成30年4月9日 食料生産環境学科 学科長 小出章二 (学科オリエンテーションパンフレットより)