牧草の草種、品種、刈り取り時期の違いによるミネラル含有率の差異

    岩手大学 農学部 4年 
    菅原 千佳
■目的

    家畜飼育の中で無機物摂取量の過不足による代謝障害による被害は、Mgの欠乏によるグラステタニー症、CaあるいはPの欠乏による骨軟症など、少なからず報告されいる。これらの代謝障害の予防対策として、栄養摂取源である牧草のミネラル含有特性を知ることは大変有効であると考えられる。よって、従来の報告よりもより多くの草種・より多くの品種について分析・比較研究をする。これらのミネラル含有率は気象などにより念じ変化しやすく、また季節ごとの気温変化も大きいため、分析結果はその年々の環境条件に影響を受けることが予想される。よって本年度も前年に準拠した内容の研究を継続して行うことで、気象変動(気温変化・降水量・日照など)その他による含有量変化を、分析・比較して確認する。
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