植生指数を用いた汎用収量予測モデルの開発
岩手大学院 農学部 修士２年
伊藤 正洋
■目的
多年時の衛星データを解析することにより、広範囲にわたる草地を同時期に、また長期間にわたって調査することができる。また、リモートセンシングにより草地の利用形態や草種構成、収量水準などの草地の現状を診断することができれば、状態に応じた整備改良の実施や適切な管理、利用を導入することが可能になり、草地の生産性の向上と草地管理の効率化を図る上で極めて有効な手段になるものと考えられる。
本研究では、栽培草種、刈取り時期、収量が予めわかっている岩手県内の岩手牧場を対象とし、リモートセンシングデータを用いることにより栽培草種の判読、多年時における現存量の推定を目標とした解析を進めていく。
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