低リン水耕条件下でのエンドファイト感染個体のミネラル吸収特性の把握

    岩手大学院 農学部 修士2年 
    児玉 幸伸
■目的

    昨年度行った自身の研究結果から、エンドファイト感染ペレニアルライグラス(PR)個体が二次根を多く持ち、根の表面積が大きいことがわかった。またトールフェスク(TF)においても同様の傾向がみられた。この結果は何らかのミネラル吸収特性をエンドファイト感染固体が発揮する可能性を示している。そこで今年度の研究では、昨年度の根の形態変化を水耕で再確認した上で、新たにミネラル吸収量を調査する。また新たな材料として無毒エンドファイト感染トールフェスク品種MaxQを用いることにより、日本における無毒エンドファイトの有用性を調査する。
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