授業科目対象学生
(専修及び年次)
講座等
(必修・選択別,単位数)
担当教官
(所属,所在)
草地学総論
(前期開講)
農林生産学科
(農業生産学2年次)
応用生物学科
(応用動物学2年次)
農業生産環境工学
(地域環境工学4年次)
獣医学科2年次


作物生産学
(必修、2単位)
作物生産学
(必修、2単位)
専修外
(選択、2単位)
畜産学関係(選択、2単位)
    雑賀 優
(農林生産学科、3号館1階)
授業の目標

草地学関連授業科目の入門編と位置づけ、草地
学を家畜生産の場と環境保全を関連づけること
により、受講生が草地農業の分野を通じて、広
い視野を持てるように教育する。

授業計画

第1回 草地農業の特徴
第2回 草地の歴史
第3回 世界の自然草地とその特徴
第4回 日本の自然草地とその特徴
第5回 岩手県における草地農業
第6回 草地生態系における太陽エネルギーの流れ
第7回 環境保全面から見た草地の機能
第8回 草地における植物と動物の相互作用
第9回 草地造成のプロセス
第10回 草地管理の方法
第11回 草地の放牧利用
第12回 放牧中の家畜の栄養障害
第13〜15回 最近の草地関係研究の主要成果
 

授業の概要

イネ科植物が地球上に分化して以来、草、家
畜、人間がどのように結びついたか、反芻家畜
を通じた食料生産、環境保全機能等の草地農業
の特徴、日本及び世界の草地の比較、草地の造
成と管理等を講義する。講義の内の1回は、野
外で牧草の種類と特徴を説明する。

教科書,教材,参考書参考書として、「草地学」(大久保他10名共著、文
永堂出版)、「草地の生産生態」(後藤寛治編、文
永堂出版)を参考書として使用する。図書館に所蔵。
授業の形式スライドとOHPを多用する。1回の講義を、野外
での牧草の種類と特徴を説明するのに割く。
成績評価の方法レポートの評価を重視し、期末試験は行わない。出
席点を加味する。
履修にあたっての留意点出席は毎回とる。40分以上の遅刻は出席と認めない。