ご挨拶
■はじめに岩手大学農学部附属動物病院は、地域の皆様の大切な動物たちの健康を守るための施設、獣医学教育の実践の場所、さらに臨床検討会や各種講習会の開催を通じて臨床獣医師の皆様の卒後教育の場所としての機能を果たしてきました。 そして最近の急激に多様化している社会ニーズに応えるべく「小動物診療部門」と「大動物診療部門」を大きく分け、小動物部門についてはより専門色の強い専門診療科を設け、スタッフの充実ならびに特殊検査装置・特殊治療装置の導入を図って参りました。
小動物獣医療を取り巻く環境は近年急激に変化してきており、伴侶動物に対する国民の意識も大きく変わり、高度獣医療を望む声が高まっております。また、 科学分野では分子生物学の飛躍的な発展に伴い様々な診断・診療技術の開発が相次ぎ、遺伝子治療を含めた高度な治療法が小動物獣医療分野にも導入されるよう になってきました。このような変化に対応すべく、本学動物病院では今までの「一般内科」「一般外科」に加えて、多様な専門診療科を設けて、新しい診断技 術、新しい治療法を提供できるようにしました。また、大動物診療部門では診断治療科(内科・外科)、繁殖科、生産獣医療科に分かれて、それぞれの専門ス タッフによるきめ細かな獣医療を提供しています。
■臨床研究と専門的治療
動物病院で診療に従事するスタッフは、日常の診療の中から汲み上げた問題を解決するために日夜臨床研究を行っております。この臨床研究を通して、それぞれの専門性を深め、その成果を動物の病気の診断と治療・予防に反映させていますので、このことがより専門性の高い獣医療の提供ならびに臨床獣医師の卒後教育に直接結びついております。それぞれの専門については、特殊検査・特殊治療ならびに病気の紹介をご覧ください。
■教育病院
教育病院である岩手大学動物病院では、獣医学課程所属の高学年の学生が診療に参加し、それを通じて臨床獣医学の習得・実践と人間形成を行っております。診療は病んでいる動物と飼い主の皆様、そして動物病院スタッフ、学生の共同作業として行われ、その中で病気の改善が図られるとともにスタッフ・学生の成長が得られるものであります。このような教育病院としての取り組みに、飼い主の皆様のご協力・ご理解をお願いいたします。長年の診療を通じて、この3者の関連性が病気の治療に極めて重要であることを感じております。
■2次診療
本学動物病院では、2次診療を主体に行っております。本院をご利用の際には、主治医の先生からご紹介いただけますようお願いしてください。主治医のいらっしゃらない方は、直接本院にご相談下さい。臨床獣医師の方は、紹介状をこのホームページからダウンロードできます。








