ボランティア登録の皆様へのお礼と現状報告
平成23年4月27日
岩手大学動物病院 病院長
佐藤 れえ子

 この度は被災動物の一時預かりボランティア登録にご協力を頂きまして、誠にありがとうございます.お陰様で現時点で全国から300名以上の登録申し込みがありました.この場をお借りして、厚く御礼申し上げます.

 前回のお礼文の掲載以降、移動診療の際の聞き取り調査や、岩手県災害時動物救護本部からの情報、現地で活躍している拠点動物病院の獣医師からの聞き取りなどを行って、一時預かりや里親の必要な動物数の調査を続けて参りました。その結果、岩手県における沿岸の被災地では、このような一時預かりや里親を必要とする動物数が思った以上に少ないことが明らかとなりました。これは、飼育者とともに多くの動物が津波の犠牲となり数が激減していることと、かろうじて助かった方達は一緒に生き延びた動物たちと、どんな形でも一緒に暮らしていたいと強く望んでいることが原因の大きな部分であると思われます。一時預かりや里親をお願いする場合、出来るだけその地域の方にお願いして、時々顔を見に行きたいという強い願いがあります。そのような状況の中で、4月 17日(日)に宮古市で地元の拠点動物病院と動物愛護団体が協力して被災動物譲渡会が実施され、15名の方が里親として動物たちを引き取って下さいました。殆どが宮古市にお住まいの方に引き取られました。

 私どもはこのような現状を認識した上で、今後とも皆様のボランティア登録簿を有効に活用していただくために岩手県災害時動物救護本部に提供しております。また、シェルターが設置されている宮城県への情報提供も実施してゆくところです。皆様には、今後とも引き続き、ご支援いただけますようお願い致します。



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