昆虫生物学

編者:小原嘉明

著者:鈴木信彦,浜野国勝,和合治久,小松 明,黄色俊一,辻村秀信,桜井 勝

出版社:朝倉書店

ISBN4-254-17092-0

参考図書のページへ戻る

home


目次

◆第一部 昆虫の生活◆

1.昆虫とは

1.1 昆虫の出現

1.2 頭胸腹の分化

1.3 翅の発達

1.4 変態

1.5 体のサイズと世代時間

1.6 生物間の相互作用

 

2.生態

2.1 適応戦略

2.1.1 採餌戦略

2.1.2 対捕食戦略

2.1.3 繁殖戦略

2.2 個体群

2.2.1 個体群の成長

2.2.2 密度効果

2.2.3 密度に対する適応

2.2.4 理想自由分布

2.2.5 相変異と翅多型

2.2.6 生活史戦略

2.3 他種生物との相互作用

2.3.1 食うものと食われるものの関係

2.3.2 昆虫と植物の相互作用

2.3.3 主観競争と昆虫群集

 

3.行動

3.1 行動の基盤

3.1.1 動物行動学の中心的課題

3.1.2 行動のしくみ

3.1.3 学習

3.1.4 意志決定

3.1.5 行動の遺伝

3.2 信号とコミュニケーション

3.2.1 化学的コミュニケーション

3.2.2 聴覚的コミュニケーション

3.2.3 視覚的コミュニケーション

3.2.4 触覚的コミュニケーション

3.2.5 ミツバチのダンス言語

3.3 闘争とディスプレー

3.3.1 儀式化された闘争

3.3.2 タカ・ハトのゲーム

3.3.3 ディスプレーの進化

3.4 利他的行動

3.4.1 利他性の進化

3.4.2 社会性昆虫の利他行動

3.4.3 非血縁者間の利他行動

3.4.4 操作された利他行動

 

◆第二部 生存のしくみ◆

4.体の構造と生理

4.1 昆虫の体制の基本

4.1.1 幼虫

4.1.2 蛹

4.1.3 成虫

4.2 体各部の構造

4.2.1 体壁

4.2.2 頭部

4.2.3 胸部

4.2.4 腹部

4.2.5 消化系と排泄系

4.2.6 神経系と感覚器

4.2.7 循環系と血液,脂肪体

4.2.8 呼吸系

4.2.9 骨格と筋肉系

4.3 昆虫の食性

4.3.1 植食性昆虫の食性

4.3.2 寄主選択の要因

4.4 昆虫の栄養

4.4.1 蛋白質

4.4.2 炭水化物

4.4.3 脂質

4.4.4 ステロール

4.4.5 ビタミン

4.4.6 無機塩類

4.5 消化と吸収

4.5.1 前腸の機能

4.5.2 中腸の機能

4.5.3 後腸の機能

4.5.4 吸収された栄養物質の分配

4.6 昆虫の排泄

4.6.1 窒素排泄

4.6.2 尿酸排泄

4.6.3 尿素排泄

4.6.4 その他の排泄

4.7 昆虫の呼吸

4.7.1 気管系による呼吸

4.7.2 水生昆虫の呼吸

4.7.3 気管系の構成

4.7.4 呼吸量の変化

4.7.5 呼吸商とエネルギー代謝の基質

4.8 昆虫の血液と循環

4.8.1 循環系の構成

4.8.2 背脈管

4.8.3 血液

4.8.4 血球

 

5.生体防御

5.1 生体防御

5.2 体表,消化管での生体防御

5.2.1 皮膚による生体防御

5.2.2 消化管による生体防御

5.3 生体防御担当細胞と防御機能

5.3.1 細胞性生体防御

5.3.2 顆粒細胞の異物認識と防御機能

5.4 液性防御物質による生体防御

5.4.1 抗菌生物質の制御機能

5.4.2 レクチンの防御機能

5.4.3 フェノール酸化酵素前駆体活性化系の防御機能

5.4.4 補体系の防御機能

5.5 今後の防御研究

 

6.行動生理

6.1 行動生理学の立場

6.2 神経生理学の基礎

6.2.1 静止電位と活動電位

6.2.2 細胞膜の電位発生機構

6.2.3 活動電位の伝導

6.2.4 シナプスとシナプス伝達

6.2.5 筋肉と神経筋接合部

6.2.6 ニューロンの形態と特徴

6.3 反射

6.4 脳:感覚入力の統合と運動系への司令機能

6.4.1 パターン認識

6.4.2 運動検出

6.5 定型行動の神経機構

6.5.1 行動の中枢支配

6.5.2 司令ニューロン

6.6 ゴキブリの逃避行動と歩行運動

6.6.1 逃避行動

6.6.2 歩行運動

6.6.3 歩行リズム形成機構

6.7 バッタの跳躍と飛翔運動

6.7.1 跳躍

6.7.2 飛翔運動

6.7.3 飛翔時の姿勢制御

 

◆第三部 生殖のしくみ◆

7.生殖のしくみ

7.1 生殖と性

7.1.1 生殖とは

7.1.2 性と性決定

7.1.3 個体の発育と生殖

7.1.4 生殖様式

7.1.5 単為生殖

7.2 配偶子形成

7.2.1 内部生殖器官

7.2.2 減数分裂

7.2.3 精子形成

7.2.4 卵形成

7.2.5 受精

 

◆第四部 発生のしくみ◆

8.胚発生

8.1 胚発生の概念

8.1.1 卵

8.1.2 受精

8.1.3 主要な発生段階

8.1.4 器官形成

8.2 胚発生のしくみ

8.2.1 胚盤葉形成と遺伝子発現の開始

8.2.2 予定運命図と細胞の発生運命の決定

8.2.3 生殖細胞と体細胞の分化

8.2.5 体節形成:遺伝子発現の連鎖

9.後胚発生

9.1 変態とは

9.2 昆虫の変態様式

9.2.1 無変態

9.2.2 不完全変態

9.2.3 完全変態

9.3 脱皮と幼虫の成長

9.3.1 脱皮

9.4 変態と組織の変化

9.4.1 変態過程

9.4.2 予定細胞死

9.4.3 脂肪体

9.4.4 筋

9.4.5 神経

9.4.6 成虫原基

9.4.7 ハエの成虫原基

9.4.8 体液

9.5 変態の分子生物学

9.5.1 唾液腺染色体とパフ

9.6 決定と形態形成

9.6.1 パターン形成と極座標モデル

9.6.2 予定運命地図と決定転換

9.7 脱皮と変態のホルモン調節

9.7.1 神経分泌

9.7.2 変態に関わる神経ペプチドホルモン

9.7.3 脱皮ホルモン

9.7.4 幼若ホルモン

9.7.5 変態に関するその他のホルモン

9.7.6 コミットメント

9.7.7 変態のホルモン調節

9.8 ホルモンの分泌調節

9.8.1 PTTH分泌調節

9.8.2 幼若ホルモン濃度の調節

9.8.3 エクジソン濃度の調節


参考図書のページへ戻る

home