授業科目対象学生
(専修及び年次)
講座等
(必修・選択別,単位数)
担当教官
(所属,所在)
環境計測学
(前期開講)
農林環境科学科(地域環境デザイン学3年次)選択、2単位颯田尚哉農林環境科学科1号館2階
授業の目標

快適な生活のために必要な環境の質や農業利用上必要な環境の質を理解する上で重要な水の質・大気の質・土壌の質の主要あるいは重要な成分について、計測する方法について学ぶ。

授業計画

第1回  序論
第2回  水分を計る
第3〜5回 水の質 :pH、肥料成分、農薬、環境基準物質、重金属など
第6〜7回 大気の質:汚染物質、悪臭
第8〜10回 土壌の質:pH、比表面積、陽イオン交換容量、陰イオン交換容量、電気伝導度、炭素、窒素等に関連した測定方法
第11〜12回 放射線の計測:いろいろな放射線の測定方法
第13回 騒音・振動:定義と測定方法
第14回 気象要素:水・物質の挙動と関連の深い気象要素の測定方法
第15回 試験

授業の概要

農業活動に伴う肥料・農薬の計測方法、環境基準等が設定されている物質の計測方法、その他環境に関わりの深い量の計測方法を概説する。 分析化学、分光学、物理的測定方法など、目的や感度、精度に応じた物質の計測方法を論じる。

教科書,教材,参考書教科書は特に指定しない、随時、講義資料を配布する
授業の形式講義と資料を中心にした授業形式
成績評価の方法学期末試験の成績と出席状況を総合して評価する
履修にあたっての留意点高校の物理・化学は収得済みを期待している。基礎に不安のあるものは、講義中活発に質問すること。