授業科目名 |
牧場実習(前期開講) |
担当教官名 |
平田 統一 中村 哲雄 |
所属 |
附属農場 葛巻畜産公社 |
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対象学生 |
獣医学科 (2年次) |
科目の種類 |
必修
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開講学期 単位数 |
必修、2単位 |
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授業の方針、概要と計画 授業の目標 農学は、自然と人間とのかかわりを探究し、人の立場から自然を継続的に利用して両者の共存を模索する統合的な学問であると捉えることができる。一方、近年の学問の急激な発展と大学院教育の重視により、学問的な興味や実験手法・理論が、極めて専門性の高い狭い範囲に限定されることは一面では当然のことではあるが、農学部に在籍するものは、自然と人間の営みとのかかわり、ならびにこれに対する農学の有様について興味を持ち続けるべきであると考えられる。 牧場実習は、実際に家畜に接し、飼料作りや家畜の管理を体験することによって、畜産業と農業とのかかわりについて、そして自らが農学部で学ぶ意味について考える機会を与えることを目的とする。また牧場実習は、畜産という切り口から関連する学問を統合的、概説的に捉えることのできるほとんど唯一の機会であり、個々の学問的水準の高さはもとより、それらを統合する力が必要であることを実感する機会となるであろう。 授業の概要 牧場実習は夏休み期間中に、農学部附属御明神牧場において4泊5日、葛巻町畜産公社において1泊2日の日程で集中して行われる。この実習が互いをよく知り合い、クラスの友情と団結を生む機会となれば幸いである。 |
授業計画 1 家畜の飼養管理(放牧型または舎飼型) 2 放牧対策(牧柵の修繕など) 3 粗飼料調整(サイレージ、乾草) 4 家畜の健康管理(体重測定、削蹄など) 5 草地更新(堆肥散布、耕起、播種など) 6 草地管理(雑草除去など) 7 家畜の繁殖管理(去勢、人工受精など) 8 羊の毛刈り 9 低コスト畜産経営実践農場の見学 10 牛乳工場見学 注:家畜の飼養状況や作業の進捗状況によって、実践内容が変更される場合がある。 |
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テキスト、教材参考書 |
事前に配布する「実習計画表」、「実習要項」以外には特に必要としない。 |
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授業の形式 |
牧場に宿泊し、数班を編成して実際に作業を行う体験実習および見学。 |
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成績評価の方法 |
原則として、出席(遅刻の有無を含む)70%、レポート30%。 90点以上:優、90点未満:保留 |
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履修にあたっての留意点 |
農業機械の運転や動物の取り扱いにあたっては、事故防止のため指導教官等の指示に従い、十分に注意すること。 施設への宿泊にあたっては、健康と快適な生活、ならびに備品等の保全のため、宿泊ルール・マナーを守り、指導教官等の指示にしたがうこと。 |