授業科目名

農場実習

担当教官名

横田  清

佐川  了

平田 統一

所属

附属農場

対象学生

農林生産学科 応用生物学科 農業生産環境工学科2年生

科目の種類

(a)必修

(b)専門科目    

開講学期    

単位数

前後期2単位または   前期1単位

授業の方針、概要と計画

授業の目標

作物、園芸及び畜産の各分野における生産活動を体験し、作物の生育生態および家畜の成長やその性質を知り、さらに諸作業を通して農業の実態を知る。また、同時に講義や演習をより具体的に理解する場を提供する。

授業の概要

実習の目的およびその背景にある理論あるいは関連の技術に関して講義を行った後に実習に入る。教科書は使用しないが、必要に応じテキストを作成して配布する。実習対象は大別すると作物栽培、園芸、畜産になるが作物分野では水稲および大豆栽培が、園芸分野ではリンゴ栽培が、また畜産分野では乳牛の飼養菅理が中心となる。このほか、トラクターの構造および操作、みそ等の加工品の製造も体験する。実習の対象となる作物や内容は天侯や生育状況によって異なり、予め正確な予定が立てられないが、おおよそ右の様に考えている。     

授業計画

4月 水稲およびスイートコー  ンの播橿、トラクターの基本走行

5月 田植え、果樹の花滴み、大豆の播種 

6月 果樹の摘果および袋け、乳牛の飼養管理、牧草管理及び刈取

7月 水稲生育調査、牧場実習、リンゴ園の病害虫調査及び防除、ブルーペリーの収穫 

9月 ナシおよび早生リンゴの収穫、前期期末試験 

10月 稲刈りおよぴ収量調査、リンゴ収穫、リンゴの着色菅理、乳牛の飼養菅理 

11月 大豆収穫調整、リンゴ収穫および選果 

12月 果樹の野鼠対策、果樹の剪定(講義)、リンゴジャム作り

1月 リンゴ剪定実技

2月 リンゴ剪定実技、みそ加工

3月 後期期末試験

テキスト、教材参考書

必要に応じてテキストを作成して配布する。また、随時スライドやビデオを用いた説明も行う。

授業の形式 

実際に自分の体を使っての実習が主体となるが、随時テキストやスライド等を用いた説明を行う。

成績評価の方法

学期末のペーパーテスト及び出席状況を総合評価する。とくに出席状況を重視する。

履修にあたっての留意点

出席は毎時間とる。質問は随時受け付ける。作業服、ゴム長など実習の出来る服装で出席すること。連絡は農学部附属農場(TEL688_4021、FAX688_7032)まで。応用生物学科は前期のみの選択1単位。農場生産環境工学科は前期のみの必修1単位。