卒業後の進路
応用微生物学研究室の卒業生の就職先は以下のようになる。
自分の進路を早く決めて、それに対応することが大切である。
◇大学院進学:学部学生には、大学院修士課程さらに連合大学院博士課程への進学の道が開かれている。 → 農業生命科学科では学部学生の約半数は修士課程に進学する。将来、研究職を希望する場合には、少なくとも修士課程を修了することが望まれる。
◇教員:高等学校教諭(理科、農業)、中学校教諭(中学校教諭の単位を取得することは困難である) → 教職は、少子化が進みますます困難な状況である。
◇公務員:国家公務員(一種、二種)、官公庁(農水省、各県または道庁、市町村役所:道県の試験研究機関、改良普及員、一般職など)、大学・短期大学教官 → 最近は、県市町村への就職が多くなり、国家公務員(一種)の合格者は少ない。公務員志望が強いにも関わらず、背水の陣で取り組む学生が少ない。
◇農林業などの団体または法人:農業共同組合、岩手医学予防協会、全農、全酪など
◇民間: → 民間企業、特に大手企業へ就職する学生は、少なくなった。より上位大学の卒業生・修了生との競争が激しくなった結果である。
〈農業・環境〉日本たばこ、くみあい肥料、住商農産、全国農協直販など
〈化学〉日本食研、上田化学、長谷川香料、高砂香料、ノエビア、北興化学、日本農薬、大日本インキ、大日本印刷、朝日工業、旭化成、キャッツなど
〈食品〉東洋精糖、雪印乳業、アマタケ、小岩井農牧、小岩井乳業、理研食品、ヤマサ醤油、内池醸造、山田フーズ、アヲハタキューピー、太子食品、山崎製パン、敷島パン、明利酒類、協和発酵、味の素、千葉製粉、大関酒造、合同酒精、大塚食品、正田醤油、東洋水産、プリマハム、エバラ食品、アケボノテクノス、世嬉の一酒造、十文字チキンカンパニー、伊藤ハムデイリー、高橋食品、一野辺製パン、桃川酒造、ジャスコ、キッコウマンなど
〈医薬品〉天野エンザイム、テルモ、日本製薬、日本イーライリリー、ファイザなど
〈流通〉協同組合ベルセンター、岩手畜産流通センター、ジャスコなど
〈検査・研究機関〉日本食品分析センター、日本缶詰協会、小田島臨床検査センター、岩手県臨床検査、冷凍食品検査協会、残留農薬研究所、大蔵省印刷局研究所など
〈電気・コンピューター〉岩手電子計算機センター、アイシーエス、 電気化学工業など
卒業後の進路の統計
Ø 昭和27年から平成5年(平成3年の学科改組前)まで(左)及び平成6年から平成9年(学科改組後)まで(右)の農学部卒業生進路の傾向をまとめると下記のようになる。大学院進学が大幅に増加、教職と公務員が減少している。
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