授業科目対象学生
(専修及び年次)
講座等
(必修・選択別,単位数)
担当教官
(所属,所在)
森林植物学実験実習
(前期開講)
農林生産学科
(森林生産学2年次)
応用生物学科
(生物資源利用学2年次)
専修共通(必修,2単位)
専修外科目(選択,2単位)
橋本良二・白旗 学
(農林生産学科)
(2号館3階)
授業の目標

 植物種の識別同定能力を養成する.そのための必要基礎として,
授業を通し植物形態学用語と分類群(目,科,属など)の特徴を
習得させる.また,生活の場における植物資源の利用性および環
境診断への植物の応用性(指標植物)について学習させる.

授業計画

第1回 森林植物の形態・構造
第2回 針葉樹(その1)
第3回 針葉樹(その2)
第4回 春の植物観察
第5回 常緑広葉樹
第6回 同定演習(1回目)
第7回 初夏の植物観察
第8回 落葉広葉樹(その1)
第9回 落葉広葉樹(その2)
第10回 落葉広葉樹(その3)
第11回 同定演習(2回目)
第12回 夏の植物観察
第13回 造園植物
第14回 初秋の植物観察

授業の概要

 上の目標に沿って,春季から秋季にかけて多種多様な植物の観
察を続け,それらの生態と成長について”繰り返し学習”をおこ
なう.また,期間内に数回,採集した生標本などにより,同定演
習を課する.

教科書,教材,参考書教科書は使用しない.ルーペをもつことが望ましい.
参考書として,「原色日本植物図鑑」(北村四郎他著,保育社),
「牧野版新日本植物図鑑」(牧野富太郎著,北隆館),
「森林家必携」(本田静六他著,林野弘済会)
授業の形式野外植物の観察が主となる.農学部附属演習林での実習を課す.
成績評価の方法同定演習の成績と出席状況より評価する.
履修にあたっての留意点森林植物学(2単位)と合わせて履修することが,望ましい.