授業科目対象学生
(専修及び年次)		講座等
(必修・選択別，単位数)		担当教官
(所属，所在)
基礎生物学実験
（後期開講）		農業生命科学科
農林環境科学科
獣医学科
（１年次）		 選択、１単位竹原、牧、吉田（人文社会学部、２号館）
磯貝、稲田、小田、寿松木、平野（農業生命科学科、
２、３、５号館）、白旗（農林環境科学科、２号館）
伊藤（附属寒冷バイオシステム研究センター）、　
佐川、平田（附属農場）、
板垣、大澤、重茂、加納、佐藤、冨澤（獣医学科、
３、６号館、家畜病院）、岡田（附属家畜病院）
授業の目標

本科目では、生物（微生物、動物、植物）の示す生命現象を理解する第一歩は、それぞれの生物を自分の眼で観察することであると考え、実際に生物を取り扱いその体験を通して生物の構造（しくみ）を理解し、機能（働き）との関係を知ることに主眼をおいている。また、実験材料の取り扱い方、実験方法の習得、実験結果のまとめ方を学ぶ。

授業計画

１． 光学顕微鏡の使い方（１回）

２． 微生物の形態と機能に関する実験
　　（２回）
１）ウィルスと菌類の形態
２）酵母菌の発酵、細菌の培養

３． 動物の構造と機能に関する実験（４回)
１）無脊椎動物
２）哺乳動物１　外部形態と内蔵
３）　　　〃２　血液
４）　　　〃３　生殖器官と受精現象

４． 植物（種子植物）の構造と機能に関する実験（４回）
１）基本的器官（茎、葉、根）
２）生殖器官（花、果実）
３）生殖器官（種子）
４）維管束系組織と同化組織

授業の概要

生物を微生物、動物および植物に大きく分けてそれぞれの構造と機能に関する実験を行う。生物の多様な構造と機能のうち、基本的な特徴を取り扱う。授業では担当教員の専門研究分野からの説明などを加えて理解を深める。また、実験上の基本的な器機である光学顕微鏡の使い方を１項目として取り上げた。授業の第１回目に本科目の全体の概要と実験上の諸注意、レポートの作成の仕方、などについて説明する。

教科書，教材，参考書担当教員が作成したプリントを配付する。
参考書は各担当教員が推薦する。
授業の形式実験の項目により個人またはグループごとに行う。
成績評価の方法各実験終了ごとにレポートを提出する。レポートと出席状況で評価する。
履修にあたっての留意点出席は毎時間取る。