平成11年度家畜生理学講座担当科目シラバス

家畜生理化学I
授 業 科 目 対 象 学 生
(年次)
講座等(必修・選択別、単位数) 担当教官
(所属、所在)
家畜生理化学I
(前期開講)
獣医学科
(3年次)
家畜生理学(必修2単位) 首藤文榮
(獣医学科)
森松正美
(獣医学科)
(3号館2階)
授業の目標

 家畜生理化学の授業では,生命現象を物質レベルで解説する.生命は,連続的に進行する化学反応によって支えられているという概念を習得させ,その反応の乱れが疾病につながることを理解させるための基礎を築く.

授業の概要

 家畜生理化学Iでは,生体主要構成成分の構造とその代謝反応および代謝産物の機能について講義する.タンパク質,糖質,脂質,アミノ酸に大別してとりあげる.

授業計画

1) 生体構成成分の概要
2) タンパク質の構造と機能I
3) タンパク質の構造と機能II
4) 栄養と臓器の働きI
5) 栄養と臓器の働きII
6) 栄養と臓器の働きIII
7) 酵素と補酵素・ビタミンI
8) 酵素と補酵素・ビタミンII
9) 糖質とその代謝I
10) 糖質とその代謝II
11) 脂質とその代謝I
12) 脂質とその代謝II
13) アミノ酸とその代謝I
14) アミノ酸とその代謝II
15) まとめ

教科書、教材、参考書 教科書:新生化学入門(中島邦夫ら著,南山堂出版),参考書:細胞の分子生物学(中村桂子ら監訳,Newton Press),標準分子医科学(藤田道也ら編,医学書院)
授業の形式 講義中心の形式とし,プリント,OHPを利用してできるだけ視覚的に印象づける.
成績評価の方法 学期末テストを中心に評価する.
履修にあたっての留意点 本科目は,他の基礎・応用科目を理解すための基本となる.予習・復習をおろそかにせず,理解に努めること.質問は随時歓迎.

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