授 業 科 目 対象学生(専修名及び年次) 講座等(必修・選択別、単位数) 担当教官(所属、所在)
家畜生理学II 
(前期開講) 
 
獣医学科(3年次) 
応用生物学科(応用動物学 
         3年次)
家畜生理学  (必修、2単位) 

専修外    (必修、2単位)

首藤文榮(獣医学科) 
森松正美(獣医学科) 
(3号館2階)
授業の目標                     授業計画 
 生理学は最も重要な基礎科目である。        第 1回 消化管機能の調節 
 生理学の授業では、生命を支える生体機能の          胃腸管の運動 
成り立ちとその調節機構を理解させ、同時に、     第 2回 消化管の分泌 
生命倫理の基礎概念を養成する。            第 3回 消化と吸収ー発酵 
 生理学・の目標は、個体を維持するためのエ      第 4回 消化と吸収ー非発酵 
ネルギーの補給と恒常性維持の機構を理解させ     第 5回 消化管生理学のまとめ 
ることである。主な内容は、腎臓機能と酸塩基     第 6回 腎機能 
平衡、消化管機能と栄養素の吸収、利用、内分          糸球体濾過 
泌系と体調機能、体温調節機構である。             溶質の再吸収 
                          第 7回 水分平衡 
授業の概要                     第 8回 酸塩基平衡 
 家畜生理学Uでは、以下の4領域について講          酸塩基恒常性 
義する。                      第 9回 腎臓生理学のまとめ 
1.消化管機能と栄養生理:動物の生命維持に必     第10回 内分泌系 
要なエネルギーと栄養素の補給、代謝について     第11回 内分泌腺とその機能 
解説する。                     第12回 乳腺機能 
2.腎機能と酸塩基恒常性:生体の恒常性維持に     第13回 分泌生理学のまとめ 
必要な代謝性老廃物の排除機構と、酸塩基平衡     第14回 体温調節 
の維持機構について解説する。            第15回 まとめ 
3.内分泌系:個体の各種機能を調節するのは内 
分泌系であり、内分泌系の構成と調節機能につ 
いて解説する。 
4.体温調節:恒温動物の体温維持、調節機構に 
ついて解説する。 

 

教科書、教材、 
参考書 
 
 教科書として、獣医生理学(高橋 迪雄 監訳、文永堂、17,510円)を使用する。  
 医学系の生理学書が多数出版されているから、各自参考にすること。
   
授業の形式
 プリントを利用し、思考力および考察力の向上を図る。 
 必要に応じて、スライド、OHPなどを利用する。
成績評価の方法  授業内容の区切りのよいところで、学期中3〜4回の小テストを行い、その得点により 
 評価する。平均点60点以上を合格とする。
履修にあたっての 
留意点 

 

 講義内容を整理するときは、自分の生理機能に当てはめて理解を深めること。 
 次回の講義予定についてはあらかじめ説明するから、予習を怠らないこと。 
 小テストの範囲は授業中に予告し、掲示はしないから注意すること。