出前講義詳細情報

No.28
学科応用生物化学科専門天然物化学/遺伝子工学/分子生物学
講師氏名大野 美紗 (おおの みさ)〔Profile〕  
講義詳細
生物資源としてのキチン
キチンは,N-アセチル-D-グルコサミンという単糖が直鎖状に結合した多糖で,構造は,セルロース(繰り返し単位はグルコース)と似ています。キチンは,エビやカニなどの甲殻類,昆虫の外骨格,寄生虫やキノコを含む菌類の細胞壁の主要成分です。このため,キチンは,セルロースに次いで二番目に多く地球上に存在していますが,ほとんど利用されていません。近年,大量に存在する未利用資源であるキチンの利用研究が進められています。この講義では,キチンの利用についてお話しします。