寒冷バイオシステム研究センター
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>年報 2000 (Vol.3)>VI目次 | II | III | IV | V | VI | VII | VIII

VI.客員教授の紹介

1.細胞複製研究分野

◇日影孝志(ひかげ たかし)

<略歴>
昭和56年3月 東北大学大学院農学研究科修士課程修了/昭和56年4月〜平成7年3月 岩手県内高等学校教諭/平成7年〜現在 安代町花き開発センター勤務 現在、副 所長

<2000年・研究教育活動>
 リンドウの越冬芽形成は、細胞の未分化性の保持とも考えられるのではないか との考え方から、細胞の増殖と分化という観点から研究をはじめた。
 動物では、DNAのメチル化が細胞の分化に関わっているとの知見があるので、越冬芽DNAが特異的にメチル化されているDNA断片を得ることを目的としてMS-RDA法 (methylation-sensitive-representational-defference analysis)による解析を試みた。得られたDNA断片は、現在解析中である。


2.寒冷シグナル応答研究分野

◇Guenter Kahl(グンター カール)

<略歴>
1936年生まれ(62才)/フランクフルト大学(ドイツ) 教授 

<2000年・研究教育活動>
 カール教授は植物分子マーカーの開発と利用、植物耐病性遺伝子の構造と機能解析、植物病原菌のゲノム解析などを専門領域とする分子生物学者である。現在、フランク フルト大学バイオセンター植物分子生物学教室教授で活発な研究活動を行っている。平成12年9月から岩手生物工学研究センターにSTAフェローとして来日することが決定し たので、これを機に寒冷バイオシステム研究センターの客員教授になっていただいた。
 本研究センターでは「植物ゲノムサイエンスの基礎と応用」と題して大学院生を象に英語で4回シリーズの講義を行っていただいた。また、各研究分野で行っている研究 の各々に関してデイスカッションを行い交流を深めるとともに、寒冷バイオシステムの研究に関し多くの助言をうけた。

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