本分野は、総合科学としての寒冷地におけるフィールドサイエンスの構築を目指すための教育研究の企画立案、地域社会との交流や地域対応型共同研究センター的機能を担います。
公開講座やセミナー等を通じてフィールドサイエンス関連の研究成果の情報発信を行います。また、児童・生徒への野外教育や地域住民の生涯学習に積極的な貢献を目的とします。
●主な教育研究の目的
(1)総合的なフィールドサイエンスに関する教育研究
(2)農林地域資源のマネジメントに関する教育研究
(3)フィールド環境教育に関する教育研究
本分野は、社会的背景が総合的に異なる都市近郊の滝沢農場と中山間地の御明神牧場を背景に、総合的で実践的実習を通じて、高度な専門知識を身に付けた問題解決能力の高い人材を養成します。
21世紀は食糧危機が懸念されています。わが国を代表する食糧基地である北東北の寒冷地における農業生産技術に関する教育研究を百年にわたり追求してきました。この伝統を継承し発展させ、地域特性に根ざした持続型農業生産技術の構築を地域と一体になって目指します。
●主な教育研究の目的
(1)都市近郊型の複合農業生産技術に関する教育研究
(2)環境に調和した農業生産技術に関する教育研究
(3)中山間地における畜産技術に関する教育研究
本分野は、植物相、地形、社会条件が異なる御明神演習林、滝沢演習林を背景に、総合的で実践的実習を通じて、高度な専門的知識を身に付けた問題解決能力の高い人材を養成します。
森林は二酸化炭素の貯蔵庫で地球温暖化防止に大きな役割を担っています。また、酸素の供給、緑のダム、野生動物の生息地であるとともに、木材・木質バイオマスの供給フィールドでもあります。21世紀における寒冷地での循環型森林管理技術の構築を地域と一体となって目指します。
●主な教育研究の目的
(1)森林圏の管理・利用技術の高度化に関する教育研究
(2)森林圏の生物多様性等に関する教育研究
(3)森林・林業技術の普及啓発、森林環境教育に関する教育研究